「ムーブ!」中台対話再開&台湾船尖閣沖領海侵犯で日台緊張

2008.06.17 Tuesday 01:37
くっくり



堀江政生
「まあでも勝谷さん、これはなかなか難しいですよね」

勝谷誠彦
「これ、だから逆に言うとですね、中華民国は元来、台湾にいた人たちにとって見れば侵略者なわけです。だからその侵略者の名前である『中華』に今度一斉に変わるということは快く思わない人たちもいるわけですよね。これ上村先生、オリンピックの時の、行進する時の名前はどれで行くんですか?」

上村幸治
「台北ですよね」

勝谷誠彦
「台北で行くんですか。そこはさすがに『中華』っていうのを使ったらすごいなと思うんだけど」

上村幸治
「いや、ま、『中華台北』ですね」

勝谷誠彦
「『中華台北』ですか」

堀江政生
「ただこれ、中台の選手がいっしょに聖火を掲げて行こうじゃないかみたいな話もちょっと提案されてますよね」

関根友実
「胡錦濤さんの方から提案をされたと」

上村幸治
「ええ、あります。胡錦濤さんと呉伯雄さん(国民党主席)が会談しましてですね、そういうふうなことを提案したんですね。で、台湾側はちょっとびっくりしまして。つまり宣伝外交ですね。パンダ外交とかピンポン外交と同じようなことをまたやってきたと。若干、台湾側がびっくりしてるというか慌てているんですね」

image[080610-11renpou.jpeg]堀江政生
「なるほどね。で、今後のこの台湾と中国、これ一気に仲良くなっていくのかということなんですが、上村さんはこんなふうにおっしゃるんですね。連邦制=国家連合がこれ、現実的な形なんじゃないかと」

上村幸治
「つまりですね、さっきの台湾の名前の話ありましたが、台湾人アイデンティティと言いますか、自分たちを台湾人だという意識が強くなってるんですね。そして民主化しました。で、彼らはもう自分たちで議会持ってるんですね。そういった国をですね、中国がじゃあ中華民国として統一できるかというと、もうできないと思うんですね。で、一番いいのは中国が民主化して、台湾も民主化していって、そしてその二つの国が連邦制を作りましょうというふうに持っていくならいいんですね。でもそうじゃなくて、中国は共産主義で、台湾は民主主義で、一つになれっていうふうに言ってもですね、台湾人の8割は現状維持を希望してますんでこれは無理だと思いますし、そこまでやるとですね、国際社会もたぶんまあ認めないんではないかと思うんですね」

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