「ムーブ!」中台対話再開&台湾船尖閣沖領海侵犯で日台緊張
2008.06.17 Tuesday 01:37
くっくり
上村幸治
「まあ、もともと中国は左派ですね。共産党は。で、反右派運動とか言って、つまり一番レッテル貼りの、一番ひどいのは、『お前は右翼だ』とか『お前は右派だ』とかいうのが一番ひどいんですね。だからそういうのはまあ出してきていたんだと思うんですね。だから彼が何を言ったというよりも、敵だからそうだと、右翼だというふうに言ったんですね」
image[080610-05ho.jpeg]堀江政生
「でもこれぐらいのことで右翼というようなことになってきますと、敵だってことになりますと、中国にとって台湾独立という話をしたらえらいことになってしまうという、タブーだったはずなんですが、その中国と台湾が明日(6/11)、9年振りに対話を再開いたします。これは日本にも大きな影響を与えるだろうと上村さんはおっしゃるんですけれども、どういうふうに言うかということこうなんです。『ホッとした』と。『日本にとって台湾海峡と朝鮮半島が安定するという事は政治、経済全てにとって喜ばしいこと』だとおっしゃるんです。メリットありますか」
上村幸治
「そうですね。つまりあの、もちろん安全保障の問題で朝鮮半島と台湾海峡が安定するっていうのが一番いいんですね。プラス、この一帯が非常に大きな経済的なですね、マーケットになってる。巨大なマーケットになっていて、これからの日本はそういった所で商売していってですね、経済をまあ伸ばしていくというふうな方向に動いてますんで、安定してもらわないと困るんですね。中台が争って、あるいはそれがですね、台湾海峡危機のようなことになってしまうと、日本も経済も失ってしまいます。そういった意味で喜ばしいというふうに思います」
堀江政生
「数カ月前までは、こんなことちょっと考えられないぐらい一触即発だった中国と台湾の関係なんですけれども」
image[080610-06map.jpeg]関根友実
「はい。その歴史、振り返りますと、1949年です、共産党率いる中華人民共和国が樹立しました。そして共産党と対立していました国民党は台湾に逃れまして、中華民国を掲げ続けます。中国側はそのことを認めていません。国民党は台湾で独自の政治を押し進めまして、とうとう2000年には台湾独立を掲げる民進党が政権を奪取しました。これは中国にとっても国民党にとっても脅威だということで、ま、共産党にとっては敵、大敵ですよね。大敵の、ま、敵ということで、国民党と共産党、ぐぐっと近づいた。大敵の敵は味方だという考え方なんですね」
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