「ムーブ!」中台対話再開&台湾船尖閣沖領海侵犯で日台緊張

2008.06.17 Tuesday 01:37
くっくり


image[080610-01siba.jpeg]堀江政生
「今日のチャイナ電視台は『司馬遼太郎さんは右翼作家だった!?』という話なんですけれども、ま、“竜馬がゆく”とか“坂の上の雲”とかね、“飛ぶが如く”、有名な司馬遼太郎さんなんですが、右翼的だったって話はあんまり聞きませんね」

上村幸治
「あの、日本ではそんなことは全然ないんですが、中国の新聞やネットではですね、右翼作家あるいは、ひどい時は極右作家ですとかね、そういうふうなレッテルを貼ってますね」

image[080610-02siba2.jpeg]関根友実
「たとえばこんな論文が出てるそうなんです。『日本国家のイメージを守るため、一方で日本近代史の侵略戦争に関する重大な問題を否定したり、薄めたりした』と。『一方で歴史の中から輝く部分を探し出し、日本国家の美しいイメージを打ち立てた。司馬史観の流行は実質的には日本国家の社会政治思想の右傾化を反映したものだ』と書かれているんです」(内蒙古大学学報 任其懌)

image[080610-03siba3.jpeg]関根友実
「さらにこんな文書もありました。“人民網”という文書なんですが、『近未来、日本国内で侵略戦争を美化し、台湾の植民地統治をたたえるブームが起きている』と言うんですね。『日本作家の司馬遼太郎の“台湾紀行”と、右翼漫画家の小林よしのりの“台湾論”などは、その典型的な例だ』と」

image[080610-04ritouki.jpeg]堀江政生
「小林よしのりさん、ずいぶん素晴らしい人と比較されてますけれどもね(一同笑)。で、さんざんな書きっぷりの中で、なぜ司馬遼太郎さんはこう右翼作家だというふうに思われてるのか。それは唯一これなんだ、1994年に李登輝総統と対談したからなんだと。これは李登輝総統というのは台湾の独立派であり、それと対談した司馬さんはつまり敵なんだと。そうすると中国での敵はすなわち右翼だという、こう見事な三段論法で言ってると。こういうことですか」


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