「たかじん委員会」横田早紀江さんの言葉

2008.06.15 Sunday 23:49
くっくり


 やっぱりね、あの、こういろいろお話ね、お聞きしてたりしましても、あの、北朝鮮の国の本質っていうか、ほんとに北朝鮮がどういう国なのか、ほんとにちょっと他にないようなものすごい国だと。
 そしてあの、平壌っていうあの大きな、ま、街がありますよね。あそこの所に住んでいる人たちと、それから周囲にいる人たち、そしてもっと奥の方にものすごいたくさんの強制収容所で、罪もなくて今も囚われてる人が何十万といる。それが放置されて、どんどんどんどん亡くなっていく。で、餓死をしてる子供たちもほったらかされて、平壌以外の人はどうにでもなって下さいっていう、もう人間としての、もうほんとに尊厳も何もない、そのような国と、普通のこういう自由主義の平和の国のものの考え方で、対対*で言ったって、それはもう絶対に合わないんですよ。
 だからこそ、何とかしてそれをいろんな形で制裁をしたり、いろんな形であちらがほんとに困ってもう、いやぁもう返さなかったらどうにもならない、じゃあここまでもうするんなら、もうほんとしょうがないっていうんで、拉致問題をもう皆さんを出すから、っていうことで、ほんとにいい交渉をしましょうって、日本からそういういい形で持っていくために、一生懸命私たちは、あの、めぐみのことだけじゃなくて、日本の国のために、ほんとに強い国になってもらいたいし、もっともっとたくさん皆さんの、これからの世代の人もいます、それでお子さんやお孫さんもいらっしゃいます、で、そういう方、このままでこれが済んでいった時に、ほんとに日本の国って何にもできないんだと、大切な日本の国民、宝物を奪われて、30年も40年もみんなが戦ってても、唯一人もあの、ほんとのことがわからないで、まだ過ぎていくんだって、そんなことをね、他国にもう見せることはできないですよ、もう。
 私はそういう気持ちです、いつも。

* 対対=「たいたい」と聞こえたのですが、そんな言葉あったっけ?私の聞き間違いかな?と思い、夫に聞いてみました。そしたら「対対」という言葉はあると。「対等」という感じの意味の言葉だと。最近はあまり人が使ってるの聞いたことないけども、大阪弁だと思うと。ただ、早紀江さんは京都のご出身だけども……。

 早紀江さんの言われるように、拉致問題というのは、実際に被害に遭われた方やご家族だけの問題ではないんですよね。
 私やあるいは皆さんの誰かが拉致されていてもおかしくない、そういう身近な問題でもあるし、同時に、実は日本国の主権や、日本国民の生命・安全に関わる他の全ての問題につながっていく、そういう問題でもあるんですよね。

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