拉致問題で「一定の前進」 やっぱり密約があるんじゃないの?

2008.06.14 Saturday 03:09
くっくり




 その青山繁晴さん、今日(6/13)の「アンカー」で緊急インタビュー。
 VTR出演だったので発言は細切れ編集されてましたが、だいたい以下のようなことを言われてました。

●北朝鮮は今回「解決済み」と言わなかっただけで、「解決済み」を覆す姿勢は見せていない。ということは日本、政府が認定していて帰国していない12人については、今回の情報には含まれてないようだ。

●帰国の可能性があるのは(1)よど号の犯人(2)北朝鮮に戦争などの絡みで取り残された人(3)北朝鮮人の日本人妻。拉致事件とは直接関係のない人の中から、北朝鮮にとって都合のいい人、つまり北朝鮮を悪い国だと言わない人、自分の意思で行ったんだと言う人、そういう人たちだけを寄せ集めて、政府の認定していない拉致被害者に乗っけて、大きく見せて出してくるんじゃないか。

●再調査すると言っても、日本政府が認定してる12人は再調査の対象者ではない。北朝鮮はあくまで「ウソはついてないんだ」と。認定されていない人々については再調査しましょうと。

●表に出てないが、自分も2時間前にその話を聞いたばかりだが、小泉さんが最近、福田さんと密会した。小泉さんから拉致問題の難しさについて相当福田さんは聞いている。小泉さんは2004年の再訪朝で5人の家族を取り返したが、その後、世論の反応が非常に厳しくなったということも含めて福田さんに話した。福田さんはご家族の反応を見てから決断する。それは間違いないと思う。

 ご家族の反応≒国民の反応。
 ってことで、皆さん、どうか抗議のメールを!

 首相官邸 ご意見募集ページ


 あと、よど号犯なんですけど、できるもんなら引き渡し拒否したいですわ。だって引き渡されても拉致問題にとっては特にメリットないでしょ。
 彼らを取り調べたからって、拉致事件を自白するとは思えない。仮に自白したところで、有本恵子さんらの詳細を告白したところで(何年何月にどこに住んでいたとか)、肝心の北朝鮮が動かなければ取り返すことはできませんから。

 それよりデメリットの方が大きすぎるでしょう。テロ支援国家指定解除に弾みをつけてしまうだけ。

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