2006.05.18 Thursday 00:01
くっくり
ただ、めぐみさんと英男さんの件で、取り巻く状況は少しずつ変わってきた。横田さんと崔さんの対面を韓国メディアは大きく報じている。拉北者問題に消極的な政府を責める論調も増えてきた。
そうした批判を意識してか、韓国政府は先月下旬、北朝鮮との閣僚級会談で問題を取り上げた。
国際社会も視線は厳しくなった。アナン国連事務総長は訪問先のソウルで拉致を非難した。国連総会は北朝鮮の人権状況を批判する決議を初めて採択している。ブッシュ米大統領はめぐみさんの母、早紀江さんらと面会して北朝鮮への強硬な姿勢を見せたばかりだ。
しかし、北朝鮮への態度には隔たりも大きい。横田さんたちは制裁で圧力をかけるべきだと言い、韓国政府は融和的に臨んで解決していこうとの立場だ。
どちらか一方の方法だけで展望が開けるとは思えない。やはり、対話と圧力を組み合わせて解決を迫るのが現実的なアプローチではないか。
拉致問題だけを動かそうとしても難しい。北朝鮮の核問題や日米との国交正常化などを含めた包括的な戦略が必要だ。
それには日米韓の連携が欠かせない。そういう大事な時なのに、日本と韓国の政治関係は凍りついている。こんな関係にしてしまった両国の政治家の責任は極めて重い。
「日本だって、植民地時代に多くの朝鮮人を連れ去ったではないか」という目で見る韓国人も少なくない。
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