橋下知事が「大阪維新プログラム案」発表

2008.06.07 Saturday 04:21
くっくり



 府職員っていうか労組の皆さんは手遅れになってもかまわないんかなぁ?
 給与カットを辛抱して受け入れて、今のうちに自分たちの職場(大阪府)を立て直した方が賢明だと思うんですけどね。
 これまで通りの額をもらい続けた場合、近い将来、財政再建団体に陥る可能性があって、そうなると国の管理下になるからもっと給与が下げられてしまうんですが、それでもいいんでしょうか?
 府民の大半は「大阪府のために、府職員は辛抱してくれ。私らも我慢してんのやから」と思っています。私らの声は彼らには届いてないんかなぁ?

 “大阪府丸”の船底にはもうすでに穴が開いており、どんどん浸水している状態です。沈没を避けるには、船員(職員)・乗客(府民)が協力し、それぞれ持ってる木切れ(お金)を持ち寄って穴を塞ぐしかない。それを出すのが嫌なら、船員はもう今のうちに船を下りてくれ、と。
 但し乗客の大半は船を下りるという選択肢がないので(いよいよとなったら他府県への転出者が続出するかもしれませんが)、木切れを出すしかない、痛みを分け合うしかないんですよ。


 上方演芸資料館(ワッハ上方)をはじめ、歴史・文化関連の箱物を残せ残せと言ってる人たちも、私から見れば似たようなもので、「もはやそんなこと言うてる場合やないねんで!」と。
 ワッハ上方で言えば、何も現在の場所(ミナミ)にこだわる必要はないでしょう。資料は別の場所に移せばいいだけ。

 ワッハ上方がなくなったら大阪のお笑い文化は廃れるんでしょうか?そんなことは絶対ないと思いますよ。ワッハ上方がまだなかった頃も大阪のお笑いは活気がありました。

 喩えが適切かどうかわかりませんが、私には「船が沈みかけてるのに宝飾品を大事に抱えて、これは誰にも渡さへんでぇ!と騒いでいる金持ちのオッサン」に見えたりもするんですね。
 あるいは映画『タイタニック』に出てきた上流階級のローズの母親。タイタニック号の沈没直前、母親は救命ボートに洋服や宝石などを積めなかったことをぐちぐち言ってて、娘のローズに「ボートの数が足りないのよ!乗れずに死ぬ人もいるのに!」と叱られる、みたいなシーンありましたよね(うろ覚えです。すみません)。あの母親を思い出します。

 そうそう。ワッハ上方と言えば、桂ざこば師匠が「ワッハ上方存続の署名が回ってきた。いちおう署名はしたけど、俺はあれはいらんと思う」と、『たかじんのそこまで言って委員会』で言ってましたね。それも1回の放送だけでなく、2回に渡って。

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