橋下知事が「大阪維新プログラム案」発表

2008.06.07 Saturday 04:21
くっくり


 知事は退職手当債発行については、「ちゃんと返済できる借金は収入の範囲内」と説明してました。

 とはいえ、「借金は借金だろう。公約違反じゃないのか?」ってことで批判もかなりされてるみたいですね。難しいところですが、「1100億円」を貫こうとすれば仕方なかったのかも。


◇府民サービスのうち、廃止・削減が決定した主なもの

  ・市町村への貸付金(廃止)
  ・私学助成(削減)
  ・子育て支援(廃止)
  ・地域就労支援(廃止)
  ・ダムなど大型プロジェクト(削減)

 逆に削減を見送ったもの

  ・警察官の定員
  ・医療費助成
  ・三島救命救急センターへの補助
  ・市町村への補助金(今年度)
  ・35人学級


 テレビで情報番組をいくつか見ましたが、コメンテーターはこの内訳に関しては概ね評価しているようです。
 特に、警察官、救命救急センター、それから上の知事の会見にもあった障害者対策、これらが削られなかったことについては、大いに評価の声が聞かれました。
 また、ここにはないですが、児童虐待事案について検証、再発防止に取り組むことが盛り込まれたことを評価しているコメンテーターも何人かいました。

 逆に懸念材料として、大阪府はこれから税収が上がっていくのかどうか?という点がよく指摘されていたようです。府だけでは対応は無理だし、国と絡んで今後どうやっていくのか?と。


 人件費削減ってことで、府職員の皆さんは大変だと思います。
 が、労働組合の声――「生活していけない」「家のローンが払えなくなる」「退職金を見込んでたのに」「私たち何か悪いことしましたか?」「後出しジャンケンだ」「勤労意欲が湧かなくなる。府民サービスが低下する(脅迫ですか?)」――などを聞くにつけ、何だかなぁと。やっぱり公務員だなぁ、「一生安泰」って前提は絶対に崩したくないんだなぁ、と。

 まぁ苦労して公務員にならはったんやろから、気持ちはわからんでもないですよ。でも民間から見ると、やっぱり「何だかなぁ」なんですよね。民間では当たり前のように給与カット、ボーナスカット、リストラ、廃業、倒産などに見舞われますからね。

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