「アンカー」四川大地震 援助隊撤退もう1つの理由と報道されぬ二次被害
2008.05.22 Thursday 01:58
くっくり
image[080521-10gakkou.jpeg]青山繁晴
「これ、皆さんね、この絵はちょっとね、近すぎて見にくいんですが、実はここ3階なんです。3階部分。1階、2階が完璧にぺちゃんこに潰されてて、そこに3、4、5が乗っかってて、この援助隊も近づいた時は3階建てなのかと一瞬思った。5階建てなんです。ということは、その潰れた方ですからこの下に生存者がいるとは、ま、一目で見て分かるわけじゃないけど、これは、ここは活動できない場なんじゃないかと思ったそうです。で、実はこれは中国の人民解放軍や、あるいは中国人民武装警察がすでに調べた後で、生きてる生徒はいないというのが分かってる所に連れて行ったと。で、これがまさか中国の民衆の思ったことじゃなくて、実はこのように、はっきり言うと妨害したのは、これは僕の言葉ですから僕の責任で申してますが、妨害したと言わざるをえないのは、これです。はい、出して下さい」
image[080521-11gun.jpeg]村西利恵
「『阻んだのは人民解放軍』である」
青山繁晴
「はい。というのはですね、現場でその軍隊が、人民解放軍がね、国際緊急援助隊の活動をちょっと制約するような場面があったっていうのは、新聞にもちらっと出ました。ね。出ましたが、新聞にはですね、メンツでそうなったと書いてあります。で、メンツも確かにあるようです。現場の軍人の中には『昔から日本は悪いんだ』と聞かされていたから、解放軍が助けられなくて日本人が生きた人を助けたら困るから。だからたとえばロシアの緊急援助隊は、1人ですけど生きてる人を助けたりしてるわけですよ。メンツもあったようですが、もっと深い問題があってですね、それは要は軍が組織だって、つまり軍の上の方からの指示で、日本の国際緊急援助隊が活動できる場所に連れていくなという指示が実際にあったようです」
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