「アンカー」四川大地震 援助隊撤退もう1つの理由と報道されぬ二次被害

2008.05.22 Thursday 01:58
くっくり



村西利恵
「教えてくれなかった」

青山繁晴
「はい。だから非常に言葉を選んでる。ね。中国側にほんとの意味で配慮して言ってるけれども、真実も伝えてるんですよ、本当はね。で、それを言ってから、いわばこのフォローをしててね、中国側から謝罪も実は受けましたということを言ってるわけですね。で、この小泉さんのこの話から浮かび上がる本当のことは何なのか。これは実はこの小泉団長含めてですね、小泉さんだけじゃないんですよ、ないんですが、現地に行った緊急援助隊の人たちは、実は日本の厚生労働省や、それから日本の内閣、内閣官房の中の担当者とは綿密に連絡を取ってて、で、日本で緊急援助隊の本音の報告を受け取った方々から、僕が聞いた話を総合しますと、もう一つの要因というか、ほんとのことはこれだったと」

image[080521-07hidosugi.jpeg]村西利恵
「官邸と厚労省の関係者によりますと、『ひどすぎる!』と。『日本の援助隊は活動できない現場ばかりに連れて行かれた』」

青山繁晴
「はい。これね、僕は、僕自身もちょっとショックを受けたんですね。ショックを受けてて、非常に言いにくい話でもあるんですけど、ま、これはシルエット1人ですけど、1人じゃなくて複数っていうか、はっきり言うと4人います。4人の方々の情報を全部総合すると、すなわちこういうことで、すなわち、わざわざ日本の国際緊急援助隊が行ってももうしょうがない場所、すなわちさっき皆さん、VTRありました通りね、生きてる人を捜し出すのが、捜し出し救うのがこのハイパーレスキューの人たちの役割であって、特に関西ではよく分かると思うんですけど、僕も神戸生まれですけど、あの神戸を中心とした阪神・淡路大震災があった時に、瓦礫の下で生きてる人がいたのに、それがだんだん潰されていったり焼かれたりして亡くなったから、その反省をもとにして作ったチームだから、生きてる人間がいる所に行きたかったんですよ。それをわざわざそうじゃない所にばかり連れて行ったので、さっき室井さんたちの質問、疑問にもあったけれども、中国側が帰ってくれと言ったんじゃなくて、日本はもうこれではできないということで、実は帰ってきたのが本当なんですね。で、そのために小泉さんの言葉からこう聞く、あるいは匿名の関係者から聞くだけじゃなくて、どんな現場だったかというのを皆さんといっしょに見ていくと、もっと分かると思います」

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