中国・四川大地震で感じたこと

2008.05.17 Saturday 03:40
くっくり



 もちろんそれは日本のせいではありません。ですが、「遅すぎた」「もう少し早く来てくれれば」という声が住民から挙がっているなんてニュースを見ますと(日刊スポーツ5/16)、まさか「遅れたのは日本がモタモタしてたから」なんて思われてるんじゃなかろうな?と。
 だって中国政府がいったん日本の申し出を断ったことなんて、彼らは知る由もないわけだから(たとえ報道されてたとしてもライフラインが寸断されてるから知る由がない)。


 まあとにかく、阪神・淡路大震災では私も本当に怖い思いをしたわけで。
 って、私自身は本棚が倒れた程度でケガはなかったんですが、友人知人で被災した人をたくさん見てきましたから。

 だから今回の地震で家族を亡くした人、家を失った人、未だ生き埋めになってる人、そういった映像をテレビで見てますと、やはり民族を超えて人間として「何とかしてあげてよ!」と思うわけです。

 特に震源地のアバ・チベット族チャン族自治州ブン川(ブンはさんずいに文)県のように、チベット人など少数民族が多くを占める被災地の映像を見ていると、「何とかしてあげてよ!」感はさらに強くなるのです。


 5/15付エントリーの最後に、私は「テレビなどがやってる中国の地震や中国の地震やミャンマーのサイクロンの被災地緊急募金は、ちゃんと被災者に届くのか?と考えると、募金を躊躇してしまう」と書きました。

 この件でご意見寄せて下さった皆さん、ありがとうございました。やはり少なからず皆さん、同じように感じてらっしゃるみたいですね。
 完全に被災者に届く募金っていうの、もしあったとしても一民間人が突き止めるのは至難の業でしょうからね。本当に悩んでしまいますわ(T^T)


※関連ニュース
中国中央テレビの女性記者、地震現場リポートでっち上げ?でネット“炎上”(産経5/16)
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