目的のためなら手段を選ばないグリーンピース

2008.05.16 Friday 17:12
くっくり


 なーんか矛盾を感じるんですけど。


 で、これも私は見逃してしまったんですが、今朝(5/16)の「スーパーモーニング」では、「告発団体に窃盗疑惑」ってことで取り上げたそうです(動画こちら)。

 「スパモニ」のまとめ(フリップで紹介)によれば――

image[080516gp1.jpeg]

【グリーンピースの調査方法】

 1 証言を得る

 2 船到着 荷下ろし
   →身分を偽って宅配伝票を確認

 3 青森の配送所に入る
   →無断で荷物を持ち去り

 4 中身を調査「当初は返すつもり」
   →「証拠になる」としてそのまま返さず

 5 きのう、地検に提出

image[080516gp2.jpeg]

グリーンピース
「リスクは承知の上で問題を世に出すためにやった」

調査捕鯨側
「証言者は疑わしい。グリーンピースのしていることは窃盗」

 コメンテーターの意見。

 大谷昭宏氏は「(内部の人間が持ち出したのではなく外部の人間が)中に入って持ち出して、というのは行き過ぎた行為」。

 村田晃嗣氏は「(グリーンピース側が)私的利益でないからかまわないんだということを言っていたが、危険な発想。自分たちは公的なものを代表しているから、法に触れるようなことをしても許されるんだという発想が広がっていくと危険」。


 しかしこれ、グリーンピースはお咎めなしなんだろうか?配送会社が遺失物届でなく、窃盗で被害届を出さない限りはセーフなのかな?
 と思っていたら、先ほど被害届を出したというニュースが。

宅配荷物紛失で被害届=環境団体持ち出しの鯨肉か−西濃運輸(時事5/13 13:32)
 日本の調査捕鯨船「日新丸」の乗組員が鯨肉を横領したとして、環境保護団体グリーンピース・ジャパン(GP)が告発状を出した問題に絡み、鯨肉を配送した西濃運輸(岐阜県大垣市)が16日、宅配中の段ボール1箱が盗まれたとして、青森県警に被害届を出した。

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