「たかじん委員会」メディア批判(「ムーブ!」胡錦濤関西入りも)

2008.05.13 Tuesday 01:54
くっくり


「あのね、私、辛坊さんがおっしゃる通りだと思う。民放はそれは視聴率、どのくらいお客さんに見ていただいたかっていうのは、他に批評がないんだから」

花田紀凱
「だからニュースがそれをやんなくていい」

宮崎哲弥
「それはいいんだけど、いや、それいいんですよ、基本的に視聴率、仕方がない。ところがね、NHKはあれ、視聴率っていうのは広告効果の測定のための数値ですから。広告やってないNHKが何で気にしなきゃいけないか。私はまあ民放がね、画一化するのは自業自得で、どうせ、そんなことやってて衰退したらいいわけ。でもね、それと違う言説というか、それと違う報道のあり方とか表現のあり方っていうのを、NHKは追求すべきなわけですよ」

やしきたかじん
「そうそうそう」

宮崎哲弥
「それをね、最近怠りつつある、放棄しつつあるっていうのが非常に問題だと思う」

やしきたかじん
「はい、山本さん。『各自、考えるべし』と」

山本太郎
「でも、こんなに盛り上がって何なんですけど、ま、見る人が選べる時代だと思うんですよ。チャンネルも何百ってあるし。で、ニュースだってテレビだけじゃなくてほかにもいろんな媒体から、ネットからも見れるし。だから見る人が選べる時代になってるから、そんなに怒ることでもないかなと。バカはバカでやらしといていいんじゃないかなと」

やしきたかじん
「ただね、これ一番違う、何百チャンネルと今言われましたが、何がちゃうかって言うたらね、タダやねん。タダなんよ(数名同意の声)。基本的にタダいうのはね、やっぱりある部分、堕落さすのよね」

勝谷誠彦
「その通りですね」

桂ざこば
「ま、要するに招待券の客が一番難儀ないうね、だれたらぴゃーっと帰りよるしね。お金払うたら元とらな損や思て座るから」

勝谷誠彦
「だからね、水と安全はタダと日本人言ってましたけど、水と安全の次に情報もタダじゃないってことを自覚してほしいんですよ。で、たかじんさんおっしゃるように、金払うと文句も言うわけです。そこに緊張感ができて、ほんとの双方向性っていうのはお互いの金もらってないとね、実はできないんですよ。で、僕は実は自分のメールって、有料メールを毎朝10時までに、katsuyamasahiko.jpって送ってますけども、ものすごくうるさい、読者が。うるさいけども非常に緊張感がありますよ。これ僕ね、自分でメディア持ったわけです、要するに。もう要するに他のメディア、はっきり言っていらないですよ、そんなたいした数じゃないですけど。でもね、これはね、一つの可能性かなーと思いますね。だからネットですらね、無料化っていうことが、無料であることがやっぱりすごく堕落を呼んでるんで。だからタダのホームページ見に行くっていうのと、1対1でお金もらって情報をやりとりをするのと、全然違うんですよ。何かそこにヒントがある気がする」

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