「アンカー」胡錦濤訪日 真の狙いとは?
2008.05.08 Thursday 03:37
くっくり
青山繁晴
「それで、ヤマヒロさんの疑問は正しくて、アメリカの関係者とか話してて、ワーキングディナーで食事しながらやってますからね、その後もうちょっと話するっていうのはもう滅多にないんで何だろうと思ったんですが、要するに2人きりになりたいという意味なんですよ。実は日本側も僕以外にうちの研究員もいましたから、要するにそしたら彼が僕に聞いたのは、『青山さんね、率直に聞くけど、アメリカは本当は日本がわからない』と。つまり『チベット問題っていうのは40年、50年ある問題で、これまで一度も日本がそれに関心を持ったことがない。ところが突然最近チベット、チベットと言い出して、たとえば今、青山さんもアメリカはなぜ何もしないんだと詰め寄ってきたけれども、じゃあ今までの40年、50年何をしていたんだ?正直不可思議に思って聞いてたんだ』と。だから2人きりになって、『本当は日本は何が心配なのかってことを聞きたい。どうしてチベットに急に関心持つようになったのか聞きたい』と言われたんで、僕は『それはまずわかってほしいのは、チベット問題を言ってるのは、日本の政府とかお上じゃなくて、普通の市民が儲けにもならないことを自分たちの手弁当で言い出してるということは、普通の市民、国民がひょっとしたら日本の将来はチベットのように、中国にまるで植民地のようにされるんじゃないかってこと不安だから、同時にチベット人の気持ちがわかるから、それで一生懸命みんなが声を挙げてるんです』と言ったんですよ。そしたら彼はね、『それでわかった。気持ちとしてはわかった。気持ちとしては理解できたけど、戦略としておかしい。あくまでアメリカがおかしいと思うのは、日本はチベットだけのことを言ってるけども、中国で少数民族の問題というのはチベットだけじゃなくて、ある意味チベットよりももっとさらに深刻な問題がありますよ』と言ったんです。ちょっと旗、見て下さい」
image[080507-13hata1.jpeg]村西利恵
「これは国旗ですか?」
青山繁晴
「国旗なんですが、これを見てイスラムの旗っていうのはすぐわかると思いますが、これはこういう国の旗なんです」
image[080507-14hata2.jpeg]村西利恵
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