長野聖火リレー&中国の見せかけの「対話」を許すな
2008.04.27 Sunday 04:02
くっくり
「初めて明かすけれど、私は名古屋のある寺院を通じて、これまでにチベットの子供達に文房具などを贈っていた」
「チベットの僧侶とも会食したことがある。チベットの僧侶から贈られた衣装を身に着けたこともある」
走る2日前にチベットについてわざわざこういう発言するのは、ちょっと言い訳っぽくてどうかなあとも思いましたが、たぶんこの人は、チベットに対しては非常に同情的な人なんだろうと思います。
ただ、北京五輪の野球代表チームを率いる身だし、ここで下手なことしたら試合で日本に不利な判定されたりするかもしれない。スポンサーとの絡みとかもあるでしょう。「東京五輪招致大使」という立場もあります(北京でいったん終わる野球競技の復活を目指している)。
だから、この人を無碍に責めるのは酷じゃないかなあと思います。
その反面、やっぱり何か意思表示をしてほしかったという思いも残るんですよね。
スポンサーも大事だ。野球も大事だ。だけど世の中、もっと大事なことがあるんじゃないのか。人間としての根っこの部分で。
あちらを立てればこちらが立たずで、難しいところなんですけどね。
それにしても本当に今回の五輪っていうのは、人間や国のいろんなことが試されてるなぁって感じがします。
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■【聖火リレー(9)】「怒られてるのかと思ったら『頑張れ』だった」欽ちゃん会見
欽ちゃんこと萩本欽一さん。「24時間テレビ」のせいでしょうか、私にとってこの人は弱者の味方という印象が強いんです。
星野監督とは違ってあまりしがらみとかもなさそうだし、もしかしたら何かユーモラスなやり方で抗議めいた行動をしてくれるかも、と期待したんですが……。
リレー終了後の会見における発言について。
走ってる途中で物が投げ込まれたことに対する感想、これって、テレビ各局、伝えてるのは前半だけだったり後半だけだったり、ですね。
つなぎあわせてみたら、こうなりました。
「後で聞いたんですけど、そういうことがあったっていう。ですから、何だよー、そこ、また、欽ちゃんとこ、そこ、やんないでよーって。えー、こっちはもうハッピーに終わりたいと思ってたのにね、ええ。でも、ええ、あのー、欽ちゃんのとこで何か言いたいんだっていう人がいたってことも、僕にとっては許せますけれども、ええ。(中略)不愉快な思いは全くありません」
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