「ぶったま!」反響報告と聖火リレーと日中首脳会談(細切れぼやきも)

2008.04.22 Tuesday 01:10
くっくり



image[080419-03pema.jpeg]青山繁晴
「ペマ・ギャルポさん。この方、今、日本にお住まいの亡命チベット人です。ただの亡命チベット人じゃなくて、皆さんよくご存知のダライ・ラマ14世、チベット仏教の法王であって、チベット人の心の支え、やっぱり今、亡命したままになってるダライ・ラマさんの側近で、この方は実はダライ・ラマ法王を守って、結果として兄弟、肉親を中国軍に殺害されてて、この人も頭の後ろから銃弾が飛び交う中をチベットから脱出してきたっていう人なんです(一同驚き)。で、このペマ・ギャルポさんと大樹さん、それからジャーナリスト二人と僕とで対談をしました。これはチベット問題に対する緊急出版のある本のための対談なんですけど、その時にペマさんが大樹さんから直接、実は関西テレビの「ぶったま!」という番組で、日本の仏教者として初めて、チベット弾圧への抗議の声を挙げましたってことを、このペマさん聞かれて、うっすら涙ぐまれて、ものすごく感動されてですね。ただ、この人が感動するだけじゃなくて、チベットの亡命政府、今インドにある亡命政府、それからチベット国内にいて苦しんでる、今回の民衆蜂起で逮捕されたりいろいろ苦しんでる人たちに対して、やっぱりルートをお持ちなので、すでにこの番組から大樹さんという方を通じて、日本の仏教界から声が挙がったっていうことが、もう実質的にチベットに届いているということなんです。で、さらに僕なりにいろんなルートを使って、世界の諸国と今、話進みつつあって、大樹さんの読まれた声明文がさらに伝わっていると思います」

image[080419-04darai.jpeg]青山繁晴
「そしてもう一つ大事なことはですね、ダライ・ラマ法王がこないだ日本に立ち寄られて、日本は空港から出られなかったけれども、ヤマケンさんが言われた通り、日本政府のだらしなさで空港から出られなかったけど、その後、ダライ・ラマは自由の国アメリカに行って、そこではもっと自由に行動されて、その時にダライ・ラマ14世が言われた言葉の中にね、このままだとチベットがなくなってしまうんですと。つまりチベット仏教や文化が滅ぼされるっていうことは、チベットがこの地上から消えてなくなるっていうことだから、皆さん、そこを考えて下さいとおっしゃったんですが、実はその言葉は、大樹玄承さんが前々回の放送でここに立って、読まれた声明文の中にあったでしょう?『今チベットがなくなろうとしている』と。そういうことを考えても、この大樹さんの声明文というのは大事な声明文だったなと思うんですね。そしてそれがさらにもう一つ大きな動きにつながりました」

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