「ムーブ!」高まる中国の愛国心(善光寺リレー辞退と細切れぼやきも)
2008.04.19 Saturday 01:37
くっくり
堀江政生
「うん。いや、だから、このままの状態では、決して中国政府はいいと思ってないんでしょうかね」
勝谷誠彦
「思ってないけど、これ非常に、あのですね、反日デモの時ですね、中国共産党指導部はね、ひやりとしたそうですよ。つまりコントロールできない状況ができあがってしまったんですよ」
堀江政生
「ええ、その抜け方がどこに行くかですね」
勝谷誠彦
「そうなんです。だから結局最後は自分たちに来るということを一番恐れている。だからあの、金正日といっしょで、最終的に彼らの望みは体制の存続ですから。独裁国家ってそういうもんですから。そこに来るのを非常に恐れている。で、たぶん今、一番恐れてるのはですね、初めて中国側からインドネシアとマレーシアに対して、聖火リレーの縮小を言ったんです。あのプライドの高い中国が。これ、上村先生からご紹介あったように、チベットだけじゃないんです、民族問題は。あるいはもっと、一番、中国政府、共産党が恐れてるのは、実はあの、新疆ウイグル自治区、イスラム教徒による民族問題だと。イスラム教徒っていうのは、もっと過激なことをしかねない。今まで、つまり自爆テロや何かを見てくると。そうすると、インドネシア、マレーシアという、イスラム教徒が大勢いる国で、聖火リレーに対して何が行われるかと、これを、たぶん一番今恐れてるんですね」
関根友実
「なるほどー」
堀江政生
「この、中国政府にとってはどういう思いがあるのかわからないけれども、イスラム教徒、多いようですね」
image[080415-95kamimura.jpeg]
上村幸治
「多いんですよ。あの、新疆だけじゃなくって、北京にもですね」
堀江政生
「北京にもいらっしゃいました」
上村幸治
「回族っていう人はみんなイスラム教徒なんです。ですから、どっから火がつくかわかんないという非常に危険な状態の中で、でもナショナリズムが、どんどんどんどん、こう、沸点が高くなっていくというふうなのが状況ですね」
須田慎一郎
「それとね、先日ね、私、アメリカ国務省、日本の外務省なんですけどね、国務省の幹部と話をしてたら、オリンピック後が心配だって言うんですよ。北京オリンピック前だったら、まだオリンピックを成功裏に導きたいがために、とりあえず中国政府がですね、ブレーキをかけるだろうと。要するに、そのブレーキがかからなくなるんだと。オリンピック後は。だから中国が、どういう形でね、暴走し始めるかってところに、アメリカ注目してるって言ってましたね。そのへんはどうなんでしょうかね」
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