「ムーブ!」高まる中国の愛国心(善光寺リレー辞退と細切れぼやきも)

2008.04.19 Saturday 01:37
くっくり


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堀江政生
「えー、聖火リレーのこの各地の妨害活動なんですけれども、中国国内ではですね、この、逆に中国批判が高まっていることでナショナリズム、いわゆる国家や民族の統一・独立・繁栄を目指す思想や運動が逆に高まってしまってるようなんだと」

上村幸治
「そうですね。つまりあの、自分たちは欧米にいじめられている、で、欧米の弾圧に負けるな(笑)、で、団結しようじゃない、けど、つまりあの、チベットっていうのは、あの、胡錦濤さんはですね、あの、民族問題じゃなくって、国家の統一の問題だって言いましたね」

堀江政生
「そうですね」

上村幸治
「だから自分たちの領土が取られるぞっていうふうなニュアンスがあってですね、それを受けて、非常にまあナショナリズムが高まってます」

堀江政生
「どんな形でナショナリズムというのが高まっているんでしょうか」

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関根友実
「はい。まず、今回の聖火リレーに対して中国の新聞やテレビでは、『オリンピック聖火リレー、パリで妨害される』という報道がなされています。さらに中国のインターネットでは、『聖火を守れなかったフランス政府に謝罪を求める』、『フランスのオリンピック参加資格をはく奪せよ』だとか、『妨害者に死刑を』、そして『西側メディアは客観的事実を報じていない」などなど、過激な意見が飛び交っているそうなんです」

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堀江政生
「そうですね、これはインターネットの世界なんですけれども。また、フランスの、その、商品ですね、こういったものの不買運動にまで発展すると。シャネルなど高級ブランド、買わないようにと。あるいは、中国で100店舗以上展開するフランスの大手スーパー『カルフール』、ありますけれども、そこでの買い物をボイコットしよう、ね、中国人のネットパワーを見せつけようといったようなことを、みんなで呼びかけている状況だと。えー、こういったのが携帯メールで出回っている。他にも『中国人よ!聖火守れ』、リレー現場の集結メール、そういった呼びかけも行われている」

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