「ムーブ!」北京五輪開会式は失敗(ダライ・ラマ会見その他も)

2008.04.12 Saturday 02:22
くっくり



 五輪の陸上男子千五百メートル金メダリストで、ロンドン五輪組織委員会会長を務めるセバスチャン・コー氏は「恐ろしい暴漢たちだ。コース上に立っていたら3回も彼らに押しのけられた」。

 さらには、英紙タイムズからの引用として、「警備隊が観光ビザで入国したとしており、就労ビザの有無は不明だとしている。そうなれば入国資格の問題なども生じるだけに、野党の保守党は8日、ブラウン政権に『警備隊の背景や入国資格を調べたのか』との質問状を出すなど、厳しく追及する構えだ」。

 中国側は“青い集団”を「武装警察ではない」と言っているそうですが、映像を見た日本の警備の専門家らは口を揃えて、「訓練を受けた人間だ」と言ってるようです。
 一例あげると、(株)リスク・マネージャーの西久保博信氏は「格闘術をやってる人たち」「訓練を徹底的に受けた人の動き」と言ってました(4/10放送「FNNスーパーニュース」)。

 上記産経の記事は、4/10放送「ムーブ!」でも紹介されました。
 他に、中国政府が長野で行われる聖火リレーに関して、日本側に「中国政府を批判したりするような活動は事前に一切排除してほしい」と要請してきた件も紹介されたんですが、そこで宮崎哲弥さんが例によって怒り爆発!
 「中国じゃないんだよ、日本は。中国だったら批判を排除することもできるだろうけど、ここは自由の国ですから」

 さらに「聖火リレーは必要か?」という話になって、哲ちゃん、「聖火リレーで、武装警察みたいなのがついてないとだめだったり、コースを秘密にしなきゃいけなかったり、そういうことをやってること自体が、映像として世界に流されるのは意味がある」と。
 確かに。やればやるほど中国のほころびが露呈する結果になってますよね。

 さらに哲ちゃん、「仏教徒として許し難く思うのは善光寺。善光寺は無宗派であるがゆえ、日本の仏教を代表していると言える。仏教者が迫害されているのに、その善光寺が(聖火リレーの)出発点でいいのか」と指摘。

 1コ前のエントリーで紹介したけど、木村太郎さんが言うように、いっそ日本は聖火リレーを辞退したらどうかと思います。
 滞りなく終わったら欧米から「日本は人権意識が低い」と批判される。かといって、問題が起きたら中国が怒ってくる。勝手に怒らせとけばいいんですが、福田政権は絶対オタオタするでしょ。そしたらやっぱり欧米から「日本は情けない。中国の属国か」と批判される。つまり、どう転んでも日本にとってプラスにはならないだろうと。

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