「ムーブ!」北京五輪開会式は失敗(ダライ・ラマ会見その他も)

2008.04.12 Saturday 02:22
くっくり


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関根友実
「はい。実は世界中でですね、オリンピックの開会式をボイコットしようという動きが出ているんです。特に人権擁護を掲げてきたヨーロッパではそういう動きが激しいですね。まず開会式をすでにボイコットしますよとしている所がポーランド、エストニア、ドイツ、そしてアイルランド、そして、あの、イギリスのチャールズ皇太子や、そもそも開会式の芸術顧問だったスピルバーグ監督などが、すでにボイコットをすると言っています。また、開会式に出席しますよと言っているのが、2012年、次回のオリンピックの主催国であるイギリス、そしてスウェーデン、ポルトガル、アメリカ、日本です。また、フランスなんですが、サルコジ大統領はあらゆる選択肢があるとしていますね」(注:イギリスの首相は4月9日に開会式欠席を発表しました

堀江政生
「うん、ま、ですから、開会式のボイコットもあり得るよということかもしれませんね」

上村幸治
「そうですね。あの、この、ま、あの、東ヨーロッパの国が多いのは、もともと社会主義だったんですが、それが崩壊した後ですね、非常に人権問題に、ま、過敏になってるんですね。でも、あの、チャールズ皇太子はもともとそうですね、チベット問題に関心がある。スピルバーグさんはダルフールの問題がありまして、あの、その、開会式の美術顧問を辞めますというふうに宣言しました」

堀江政生
「今回のチベットよりもはるかに前に」

上村幸治
「もう前にですね」

堀江政生
「辞任ということになりました」

上村幸治
「今年の春に」

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堀江政生
「こういった動きについて、上村さんはこうおっしゃってます。ま、開会式だけをボイコットするということになると、『一見地味に見えるけれども、“メンツの国”中国にとってはとてつもなく痛い』問題なんだ」

上村幸治
「ま、あの、もともと、あのー、普通の開会式じゃなくって、世界中のリーダーを集めて、しかもですね、あの、国威発揚といいますか、ま、そういうあの、自分たちの国力を示したいというふうな狙いもありましたんで、それがまあ、その、非常にイメージ悪くなっちゃいましたんで、非常にまあ痛いというですね。メンツが傷つけられたと」

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