「アンカー」五輪聖火リレーとポスト福田

2008.04.10 Thursday 01:52
くっくり



山本浩之
「彼女にとって、全部追い風じゃないですか」

青山繁晴
「全部追い風で、しかも小泉さんがなるほど頭使ってるなあと思ったのは、あの、もくたつ議連という奇妙なものの名誉顧問になったのは、それ環境の議連でしょう?つまりすでに環境はこいつだろうと言ってるわけですよ。福田じゃないだろうっていうことを実はもう仕掛けてやってる。ギャンブラーらしい。その、最初に仕込みを入れてるっていうところなんですね。で、そうなると、実は僕とよく電話をしてる特に若手の議員たちは、もう解散総選挙の話しかないですよ。そりゃ自分たちはまだ選挙基盤弱いから。そうかそうか、7月のサミットでワーッと盛り上がって、それで夏から秋に○○(聞きとれず)して解散したらですね、たとえば小池さんが遊説に歩いてるでしょ、小池総理が、たとえばね、そこに小泉さんがついてたら、これ梅田でもどこでもものすごい人だかりになって、そこに小沢さんや鳩山さん来ても勝てるわけがないから、与党の議員は公明党も含めて、これは乗れる話だ、になってるわけですよね」

山本浩之
「やっぱり選挙のことしか考えてない」

青山繁晴
「そうです。そして小泉さんのもう一つの狙いというのは、皆さん思い出して下さい。小泉さんが郵政解散やった時の刺客第一号というのはこの人です」

村西利恵
「そうでした」

青山繁晴
「だから要するに郵政民営化だけですから、小泉さんやりたいのは。それについて小池総理になったら、もう何でも言うこと聞いてくれると。つまり造反組の復活とかももう全部チャラにするかもしれないっていうことで、実は利益が結びついてるわけです。利益が結びついてるわけですけれどもね、皆さん、ここでちょっとエピソードを一つお話ししたいんですが、先週の木曜日なんですが、東京の駐日イギリス大使館でパーティがありました。よくあるんですけど、イギリスの大使が主催して、そこに何げなく僕は、ま、あの、招待されて、招待受けて行ってたら、サプライズのゲストでまず安倍さんが来たんですよ、いきなり。それからまたサプライズのゲストでいきなり小池さんが来たんです。それで安倍さんも小池さんも人気者だから、その、イギリス人、アメリカ人、その他に取り囲まれてワーワーやってるわけですよ。僕は隅の方にいたんですけど、気がついたら小池さんと何となく雑談をしてた。するとすーっと安倍さんが寄ってきてですね。僕はこういるでしょ。ここ(右側)に安倍さん、ここ(左側)に小池さんになったんで、僕は思わず、えっ、これって…、これ何でみんなの前で言えるかというと、周りにイギリス人やアメリカ人が取り囲んでいて、いわばオープンな場だから、この場でも言ってるんですが、思わず、『これって前総理と次期総理じゃない』と言ったらですね、その、当然微妙な空気が流れたんです。というのは、安倍さんは麻生さんを支えるつもりなんですよ、今のところはね。そいでまず安倍さんがどうしたかというと、『うん、そうだよね』と言ったんです。『きっとそうなるよ』って言って、安倍さんがじーっと小池さんの目を見た。そうすると小池さんはね、こう安倍さんの目をね、こうしっかり見つめ直してね、『いえ、違いますよ。いえ、違いますよ』と言ってんだけど、目の光はね、安倍さんの目を射抜いてるわけですよ。それ見るとね、やっぱり小池さんってなかなかこう強いところが正直あるなあと、僕は思いました。思いましたが、最後にこれで決まりという話じゃありません。その、国民世論がどっちに動くかによってもちろん大きく動くし、実は福田さんにチャンスがゼロというわけじゃない。一つは、とにかく破れかぶれでも何でもいいんだから、解散権持ってるのは総理だけだから、とにかく自分が解散するっていう手はなくはないんですが、しかし同時に、海部さんや羽田さんのように解散できなかった総理もいる。それから福田さんがもし人間革命、ね、人間の革命を起こしたらですね」

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