「アンカー」五輪聖火リレーとポスト福田
2008.04.10 Thursday 01:52
くっくり
「それがこちらです。もう1カ月を切ったんですね。中国の胡錦濤国家主席が5月6日に来日予定」
青山繁晴
「はい。これもともとは福田政権の金看板というのは、ま、悪く言うと、僕なんかの見方からすると親中派政権ですけど、福田さんの立場から見たら、中国との友好関係を深めることができる政権っていうのが福田政権の売りだったんですよね。だから、たとえば小泉政権の時と全然違って、胡錦濤国家主席がやっと日本にやって来るというのが政権の売りだったんですけど、今やそれがもう福田さんの首を絞めてるわけですね。本当はまず毒ギョーザ問題がね、たとえばあれほど苦しんだ5才の女の子はまだしっかり回復できてないわけですから。で、中国は未だに日本で混入したんだと、メタミドホスという毒をですね。その状況で国家主席が来てですね、その、どんな話するんだってこと、困りますね。だから本当は延期した方がいいんだけど、胡錦濤国家主席の方はむしろ親中の福田さんを利用して、活用して、言いたいこと言いたいから、どうしても行くということで、受け入れることになっちゃったわけですが、その毒ギョーザの上にさらに今はチベット問題と、それから北京オリンピックどうするんだってこと、全部重なっちゃってきてるわけですね。で、今のまま行くと福田さんはあくまで、その、中国に優しい福田さんでいたいんだから、いずれもムニャムニャになってしまう可能性があって、そうすると、いや、自民党がどうだとかいう以前にですね、このまま福田さんがやってたら、日本の恥が世界にさらされるって声まで起きかねないから、これは本当にいったいどうしのぐつもりなんだっていう、その大きな関門になってる。これはまさしく……」
山本浩之
「ほんとはもう来るなと言うのがほんとなんですけどね」
青山繁晴
「ほんとなんですが……」
山本浩之
「売りがそれだから言えないわけなんですか?」
青山繁晴
「中国ははっきり言うと、別に親中派この人だけじゃないんだから、日本の政界にいっぱいいるんだから、福田さん、これで潰れてもいいわけですよ。それよりも日中首脳会談を巧みにしたたかに中国らしい、したたかに活用して言いたいことを言うというのがその目的なんで、もう今さらたぶん、もう断れないでしょうと」
一同
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