「アンカー」新型インフルエンザ 火種はやはり中国?

2008.04.03 Thursday 02:44
くっくり



image[080401-13pandemic.jpeg]村西利恵
「新型インフルエンザの『パンデミック』、この言葉の意味も含めてなんですが、『鳥インフルエンザが変異した新型インフルエンザが、ヒトからヒトへと感染する。人類にはその免疫がないため、爆発的に世界中に流行すること』を、こう、パンデミックと言うんだそうです」

青山繁晴
「はい。で、ここね、『人類には免疫がない』と書いてある。この通りなんですが、これあの大事なことは、要は日本国民でも免疫を持ってる人は全くいないわけです。全く新しく出てくるウイルスであり、ヒトのインフルエンザですから、どんなに日本で清潔で衛生状態が良くても、日本でも爆発的な感染が起きたら止められないと、止めにくいということなんですね。それも日本が震源地になるんじゃなくて、おそらくは必ず海外から入ってくる。えー、たとえばさっきの中国も含めてですね、海外にたとえば室井さん、室井さんが中国に行って日本に帰ってきたらそうなったり、あるいは中国から来た人でうつることがあり得る。で、ちょっとあの言葉、このパンデミックっていう言葉も、この際皆さんに覚えていただきたいんですけど、ま、あの、普通の英単語で『エピデミック』(epidemic)って言葉をご存知の方、いらっしゃると思います。これはまあ『伝染病の流行』っていう、もともとあった単語なんですが、この『エピ』(epi)をわざわざ取って『パン』(pan)という言葉に置き換えたんです。『パン』ってあの、パンパシフィックとかパンアメリカンというように、ま、世界に広いっていう意味ですね。これ造語です。どうしてこういう造語を専門家たちが作ったかというと、この言葉でみんながその、覚えてほしいってことなんですね。で、しかもそのパンデミックの震源地が日本っていうことはない、海外からってこと言いましたが、さっきちらっと最初に見ていただいた通り、まるで昔の日本の農村のように、鳥と人間がすごい一緒になって暮らしてる東南アジア、あるいは中国が震源地になるんじゃないかと言われるんで、そこを僕は現地に行ってきました。ちょっとVTR見ながら皆さんにお話ししたいと思います」

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