「アンカー」新型インフルエンザ 火種はやはり中国?

2008.04.03 Thursday 02:44
くっくり




 ――話は変わりますが、今日の「アンカー」ではチベットの続報も伝えられました。
 ダライ・ラマ14世がトランジットで日本に立ち寄られる予定について中国政府がクレームつけてきた件で、ヤマヒロさんがとてもいいコメントしてました。

 「(ダライ・ラマ14世が)日本政府の誰と会おうが、中国に何で一言言われなきゃいけないのか。そういうふうに言うんだったら、国内をきちんと取材させなさいよ。海外のメディアを自由に立ち寄らせなさいよ」

 青山さんもこれを受けて、「メディアもWHOも全部自由に入れる国にならない限りは、本来はオリンピックをやる資格はない」と。

 ヤマヒロさんって、たとえば憲法とかの話題になるとわりと左寄りな発言が多いんですが、毒ギョーザ問題やチベット問題については、毎回かなり正論を吐いてらっしゃいます。
 ま、これら生命に関わる問題や人権問題には右も左もないわけで、当然と言えば当然ですが。

 ただ、その当然のことをちゃんと言えない政党だのメディアだのが、日本にはまだまだ多いようです。
 たとえばこの前の「TVタックル」では、公明党の松あきら議員が「チベット問題は中国国内の問題。日本が言うのは内政干渉になる」などと言い出しまして、他の出演者らに大いに突っ込まれてました。
 日本共産党も公明党と同じようなことを言ってるみたいですね(25 o'clockさん3/20付参照)。

 「アンカー」に戻りますが、チベット問題で青山さん、「日本の大人しかった仏教界の中で、良心的なお坊さんたちが間もなく声を挙げようとしてる。だんだん広がりが生まれつつある。やがてニュースにもなる動きになるだろう」とおっしゃってました。
 この件に関しては、青山さんのブログで片鱗を見ることができますのでお知らせしておきます(3/20付のコメント欄および3/22付青山さんの本文を参照)。

【追記4/3 16:55】青山さんのブログ4/3付によれば、4/5(土)放送の関西テレビ「ぶったま」で、『チベットの民衆蜂起をめぐって、日本からやっと初めて発信される、ある良心に基づく訴え、アピールがある』そうです。視聴可能な方はぜひご覧下さい。

[7] << [9] >>
comments (12)
trackbacks (3)


<< 「ムーブ!」チベットだけでない 中国が抱える民族問題
映画「靖国」は税金投入にふさわしいか? >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]