「ムーブ!」チベット抵抗史 ペマ・ギャルポさん出演
2008.03.29 Saturday 00:10
くっくり
image[080324-17kaiketu.jpeg]堀江政生
「あの、ペマさんとしてですね、どういうふうに今回の騒乱を解決していったらいいのか。えー、ペマさんはこういうふうに考えてらっしゃいます。制度として中国が連邦国家のようなものにすべきだ。これソビエトのような形、ロシアのような形と言ったらいいんでしょうかね。えー、連邦国家のような形に中国がなるべきなんじゃないか。そして、世界の世論で中国を何とか追い込んでいってほしいという思いのようですね」
image[080324-18soutou.jpeg]ペマ・ギャルポ
「ま、あのー、このチベットのですね、今の一連のできごとに関しては、法王の呼びかけもあったし、北京政府もあの、軍隊で押さえることは全然問題ないんです。ですからあの、表面上の騒乱と言ってるようなことは沈静化します。だけど本当の問題解決はやっぱり中国そのものが変わって行かなくちゃならないですね。で、その前に、たとえば私たちが民族自決権に基づいてって言うと、中国はすぐ怖がるんです。だけど世の中にはEUのように、すでに独立国家だったのが自分の自由意思で、自分の主権の一部を譲って、あの、集合体になるものもあれば、逆に幸せじゃなかったらお互いに離婚した方がいいというのも、当然あるわけです」
堀江政生
「なるほど」
ペマ・ギャルポ
「ですからあの、いずれにしてもですね、中国はこの問題から逃げることはできないと思うんですね。だからそのために世界世論で中国に圧力をかけて、かつてあの、南アフリカのアパルトヘイトの政策に対してやったように、あの、平和的に圧力かけることによって、これ以上血を流さずに、中国の人たちもですね、あの、事態の深刻さに悟ってもらえるんじゃないかなということは、私は思ってるんです」
[7] << [9] >>
comments (16)
trackbacks (5)
<< 集団自決訴訟で原告側の請求棄却
「ムーブ!」チベットだけでない 中国が抱える民族問題 >>
[0] [top]