「ムーブ!」チベット抵抗史 ペマ・ギャルポさん出演

2008.03.29 Saturday 00:10
くっくり



花田紀凱
「だからチベットには、あれですよね、ダライ・ラマはもう70いくつだからね、これは時間がないんですよね。もしこれ、ダライ・ラマが亡くなったら、これ、求心力のある人がいないでしょ、今」

ペマ・ギャルポ
「求心力のある人がいないってことは、北京政府にとってもですね、もしかしたらこれがアフガニスタンの問題みたいに、どんどんどんどん手に負えなくなるって可能性もあるってことをですね、北京政府は知るべきだと思いますよ」

勝谷誠彦
「あの、ユーゴの問題、コソボや何かの独立を欧米は認めますよね。全く同じなんです。だからアメリカ、ヨーロッパにとってもこれ、ダブルスタンダード。ただ彼らから言うと、遠い場所だからいまいちピンと来ない。だから一番近い友人である日本人が声を大きくしなくては。これ、たとえばね、ああいう場を僕、使うべきだと思う。僕、チベット行きましたけど、素晴らしい自然です。世界の人類の宝です。それを国道に沿って中国の車が全部プラスチックのボトルを道端に捨てながら走ってるから、両側が真っ白ですよ。ああいうの、たとえば洞爺湖サミット、環境問題って言うんだったら、そのことだけでも取り上げたらいいじゃないですか」

堀江政生
「あの、時間がない中で来ていただきまして、もう時間になってしまったんですけれど、ペマ・ギャルポさん、どうもありがとうございました」

ペマ・ギャルポ
「ほんとにどうもありがとうございました」

堀江政生
「またぜひいらして下さい」

ペマ・ギャルポ
「よろしくお願いします。ありがとうございました」

 ____________________________内容紹介ここまで


 先日発売になった「WiLL」5月号にペマ・ギャルポさんの論文が載っています。
 その中でも、寺院のほとんどが破壊され8つしか残らなかったという指摘がされていますが、実はその後中国側はかなりの数の寺院を修復したそうです。世界的に価値のある寺院は国が、その次のランクは地方政府が修復予算を組んで行ったそうです。
 但し、それはチベット文化を大事にするためではなく、寺院復興のための、外国にいるチベット人の仕送りや日本からの浄財や、寺院目当ての観光客の落とす外貨稼ぎのためだったとのことです。

 宗教以外の文化的な同化政策について、ペマ・ギャルポさんが「WiLL」で挙げられているのはたとえば以下のようなものです。

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