「ムーブ!」チベット抵抗史 ペマ・ギャルポさん出演

2008.03.29 Saturday 00:10
くっくり



堀江政生
「はあ、はあ、ああ」

ペマ・ギャルポ
「なぜかというと、日本ではしろそうぞく(?)とかですね、暴走族と言うけど、普通の民族に対して何々族なんか言わないですよ」(例:「日本人」を「日本族」と言う人はいない)

堀江政生
「まあ言わないですね」

ペマ・ギャルポ
「ええ。それから中国人も日本人に対してシナなんて言っちゃいけないと言ってるけれども、自分たちは平気で言ってるわけなんですね。で、自分たちが言う時は全然問題ない。たとえばインドはチェニンと言うし、ネパール人はチェニアと言うし、で、あの、シナと言ってもですね、問題ないわけですよ。だからそういう形で、あの、無意識のうちに洗脳してしまうというのが中国のやり方なんですね。で、その他にたとえば1959年においても、先ほどおっしゃったように、私たち、あの、日本はたとえば、一番わかりやすいのは、日本と中国は戦争してるんですよ。だから中国、未だに謝れ謝れって言ってんですよ。その時、じゃあチベット人は何名殺されたのか。1人も殺されてないですよ。唯一殺されたのは、日本人の一員として参加したチベット人が殺されてるんです。中国軍の一員として殺されてないです。それだけでも日本人はチベットがもともと独立だったこと、わかるはずなんですね」

堀江政生
「なるほど。えー、勝谷さん、そのあたりの歴史……」

image[080324-93katuya.jpeg]勝谷誠彦
「明治時代にですね、河口恵海(かわぐちえいかい)というお坊さんがですね、チベットをずっと旅行した、『チベット旅行記』という大変立派な本があるんですけども、それを読んでもですね、その当時のチベットのその、社会や風俗の様子が書かれてるんだけども、明らかにその、独立した自分たちの文化を持ってそれを大切にしていて、しかもそれが非常に宗教的な気持ちによってまとまりのある一つの民族であり国家であるってことは、これ明らかにわかるんですよね。さまざまな客観的なことが全部そう示していて、チベットは中国の一部だって言ってるのは、はっきり言って中国だけなんですよ、歴史的には」

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