集団自決訴訟で原告側の請求棄却

2008.03.28 Friday 15:28
くっくり



 これも前に紹介しましたが(07/12/28付:集団自決教科書問題で玉虫色決着(付:各教科書記述変遷)参照)、秦郁彦氏が「諸君!」2月号の中で、このように述べられています。

 実はホンネの部分では文科省と教科書執筆者、さらに沖縄県当局や左派マスコミの間で、軍命令はなかったとする認識に差はないと私は観測している。だからこそ、反対派は軍命を強制、誘導、黙認、関与といった、語義のはっきりしない運動体向けのスローガンにすり替えたのだ。

 とくに「関与」は自決するなという「軍命令」もふくむ便利な用語だから、沖縄県知事や県民大会の決議が「軍の関与は紛れもない事実」に落ちついたのは、沖縄流の知恵かもしれない。

 腰が引けているのは左派マスコミも同じで、軍命説を裏づける新証言を精力的に発掘しても怪しげなものばかり。

 困った朝日新聞は「軍は無関係というのか」(07年3月31日付社説)とアジるだけ、琉球新報は「決定的な要因は、日本軍の存在の有無」(07年6月22日)と居直った。「雉(きじ)も鳴かずば射たれまい」式の論法だろうか。

 集団自決死は痛ましい史実に相違ないが「尊厳死」の一種ととらえ、それなりの敬意を払うことにして、不毛の争論はそろそろ打ち止めにしたいものである。

(2007年12月12日記)

 海軍部隊司令官の大田実少将が自決前、海軍次官宛に打った電報の中の言葉、「沖縄県民斯ク戦ヘリ 県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」を、私たちは今一度噛みしめるべきでしょう。
 集団自決を「日本軍の命令や強制で殺された」とすることは、日本軍だけでなく沖縄県民の名誉をも貶める行為であり、決して許してはならないと思います。


 それにしても、今の日本には「軍人=悪人」みたいな風潮が未だにあって、何とかならんのやろかと思います。

 先日、「アンカー」の起こしで、硫黄島での戦いを指揮した栗林中将の法要に出席した青山繁晴さんの解説を紹介しました。栗林中将は日本国民の命を少しでも助けたい、その一心で、自分の身を投げうって戦った人です。なのに地元ではずっと悪者にされてきた。法要を行うことについてもずいぶんと嫌がらせがあったそうです。

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