「アンカー」チベット暴動 写真が暴く中国の嘘
2008.03.20 Thursday 04:02
くっくり
自治区の副主席は今朝、「暴動の参加者など100人余りが自首し、今後、刑法にのっとって処理する」と述べました。
しかし余波は収まりません。
インドに拠点を置くNGO(チベット人権民主化センター)によりますと、四川省のチベット族自治州で昨日、抗議デモの群衆に武装警察が発砲し、3人が死亡。
甘粛省でも数千人のチベット系住民が、中国政府からの解放を求め抗議活動を行うなど、混乱が続いています。
image[080319-04onkaho.jpeg]温家宝首相
「これはダライ・ラマがオリンピックを破壊しようと企てた扇動だ」
一方、中国側は、今回の問題でオリンピックの開催に影響が出ることを懸念していますが、すでにこの問題が世界各地に飛び火しています。
image[080319-05uma.jpeg]国民党 馬英九 候補
「台湾チームをオリンピックに派遣しない可能性がある」
22日に総統選挙が行われる台湾では、中国との融和を掲げる野党・国民党の候補が、北京オリンピックのボイコットを示唆。
またフランスのクシュネル外相は、EU各国が北京オリンピックの開会式に出席しない可能性に言及。
スイスのIOC・国際オリンピック委員会の前でも、600人のチベット系住民が北京オリンピックの中止を求め、抗議活動を行いました。
image[080319-06map.jpeg] 来週からは聖火リレーがスタート。聖火はチベット自治区も通る予定となっていて、いよいよオリンピックのカウントダウンが始まります。
国の威信をかけたスポーツの祭典を前に、中国は大きな火種を抱えることとなります。
…………………………VTR終了…………………………
山本浩之
「さあ、まあほんとに北京オリンピックに大きな影響が出そうなんですけれども、これまでにもオリンピックボイコットがありましたね」
image[080319-07kako.jpeg]村西利恵
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