「アンカー」チベット暴動 写真が暴く中国の嘘
2008.03.20 Thursday 04:02
くっくり
具体的に言うと、1980年のモスクワ五輪の際、イギリス政府がボイコットを指示したにも関わらず、イギリスのオリンピック委員会は自費で選手をモスクワ五輪に参加させたという話が紹介されました。
で、コーナー担当者(たぶんテレ朝アナ)及び出演者(山本晋也など)一同、「イギリスのオリンピック委員会はすばらしい!」「政治とスポーツは分けて考えるべきだ」「日本も万一政府がボイコット指示しても選手派遣を」「選手の思いを大切に」と盛り上がりましてね。私には異様な光景に見えました。
万に一つもありえないとは思うけど、もし日本がボイコットすることになったら、そりゃ選手諸君には気の毒だと思います。ですが、選手の「思い」と、チベット人はじめ中共に今も弾圧され命を奪われている人たちの「思い」を秤にかけたら、どちらが重いだろうか?
選手諸君には申し訳ないけど、私は後者の方が重いと思います。
「政治とは分けて考えるべき」と言うけど、五輪を「平和の祭典」と銘打っている以上、分けて考えることの方が矛盾を感じてしまうのですが。
そもそもが、政治とスポーツを一番分けて考えてないのが中共だと思いますしね。
さて、チベット騒乱の目撃者の証言が、内外のメディアでぽつぽつと出てきていますが、3/18(火)放送「ムーブ!」でも興味深い証言が紹介されていました。
ラサ市内に現在もいる日本人の証言で、本番前に堀江政生キャスターが電話取材をしました。
「特定されてしまうと中国政府から何らかの不利益を被る可能性がある」ため、音声を変えて放送していました。やりとりを一部紹介します。
Q:武装した警官とか戦車とか装甲車は?
A:今はもう軍のトラックですね。武装はしてます。
Q:市民に向けて発砲は?
A:もうないですね。初日(14日)に爆発音は遠くにいても結構聞こえましたね。
Q:身の危険は感じる?
A:15日とか、中心街に入ろうとすると大声で止められたりしたんで、その時はピリピリしてたんですが、今はもういたって平穏ですね。外国人もパスポートを見せれば無条件で入れるようになってる。
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