「ムーブ!」スピルバーグ北京五輪にNO!(最近のまとめとチベットも)
2008.03.15 Saturday 02:02
くっくり
ま、開催されるならされるでそれもアリかもしれません。その時はきっと、世界中の人権団体や人権派ジャーナリストが黙っちゃいません。中国がどんな非道い国かというのを、世界に改めて知らしめるチャンスです。
とは言うものの、選手の健康や安全がやはり心配ですね。各国スタッフも出来る限りの対策は当然とるでしょうが、実際のところ何が起こるかは、やってみないとわからないでしょうし。
皆さんもご存知のように、3月10日、男子マラソンの世界記録保持者であるハイレ・ゲブレシラシエ選手が、北京五輪のマラソン欠場を表明しました。「中国の汚染は自分の健康にとっては脅威。現在の状況では42キロを走るのは難しい」と……(スポニチ3/11)。
これを受け、中国外相は「世界の大部分の選手は北京の空気の質に満足している」などと強調、火消しに必死のようですが(産経3/12)、北京の空気の質に「満足」してる選手なんて、普通に考えたらおらんやろ〜(室内競技の人はともかく)。
ゲブレシラシエ選手の欠場表明より日にちは前になりますが、ここで3月7日放送「ムハハ no たかじん」に出演した際の山本博さん(アテネ五輪アーチェリー銀メダリスト)の、北京五輪に関するコメントを箇条書きで紹介。
Q:特定の競技で日本が強くなるとルールを変えられたりするが、誰が決めている?
A:各競技団体の世界連盟の会議の中で決まっていくが、どうしても多数決になっていく。そうすると今ものすごくヨーロッパは固まって意見を統一していくから、数の論理で行くととにかくヨーロッパが主導権を握ってしまう。アジアも数は多いがまとまらない。ものすごくまとまらない。私が思うに、やはり中国が一番わがまま。それに対してやはり日本と韓国が反発するし、中東もやはり反発する。そうなってくると中東の方が固まる。そうなってしまうと先日のハンドボールの件でも、会長以下やはり中東寄りになってしまっている。ああいう状態になるまで東アジアのメンバーが対抗できなかったことは問題。
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