「ムーブ!」スピルバーグ北京五輪にNO!(最近のまとめとチベットも)
2008.03.15 Saturday 02:02
くっくり
堀江政生
「そうかそうか。『シンドラーのリスト』を作った人ですもんねー」
image[080222-11gikai.jpeg]若一光司
「そうそう、そうそう。そういう手紙を出して、何らかの形で中国政府がそれに答えてくれるのを待ったんですね。で、この流れに続いてですね、アメリカでもですね、ま、下院の方ですね、議会が動きましてね。100人以上の、まあ、国会議員が署名して、胡主席に対して、同じようにダルフールを何とかしろというね、書簡を送りつけた。しかし、すぐに中国が反応しなかったもんですから、その後の3カ月後、7月の中旬になってスピルバーグはですね、『中国の変化がなければ私はオリンピックの』ですね、『文化芸術顧問を辞退することも検討する』と。こういうことを言ったんですね。これ受けましてね、あの有名な俳優のリチャード・ギアもですね、新作映画の記者会見の席上で、ま、連動するような形で、北京五輪、虐殺オリンピックにはですね、参加するなというボイコットを呼びかけるというね、こういう流れができてしまったわけですね」
image[080222-12sengen.jpeg]若一光司
「そしてついに今月(2月)の12日、スピルバーグ監督が、もう辞めたとボイコットを宣言しました。こういうように言ったんで。『ダルフール問題の解決に努めるよう、中国政府に何度も働きかけたが、状況はむしろ悪化している』。今でもほんとに毎日、虐殺が続いています。難民の数も増え続けています。『現時点では、自分のエネルギーと時間を北京オリンピックではなく、ダルフールでの人道の犯罪を終わらせることに費やすべきだと結論出した』んだと、こういう具合に、まあ、スピルバーグが言って」
堀江政生
「厳しい決意ですね、はい」
image[080222-13gaimushou.jpeg]若一光司
「結論出してですね、ボイコットをしたんですね。これに対して中国の外務省の報道官はですね、『中国政府のダルフール政策を理解できない人々がいても、それは仕方がない』と。『但し、別の動機を持っている人々は容認できない』と」
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