「アンカー」日中空中戦 国際戦略会議inカタール

2008.03.13 Thursday 01:00
くっくり



image[080312-08keyword.jpeg]山本浩之
「『国民が怖い』……」

青山繁晴
「はい。『国民が怖い』。誰が国民を恐れてるかっていうことなんですけれども、その政府高官が携帯電話で僕に言ったのはですね、まず東シナ海の裏合意、『裏合意っていうのは言い過ぎだけれども、実は日中の話し合いで、トップレベルの話し合いで実はその案はもう出てて、福田政権の側からそれは絶対だめだ、絶対だめだという話は実はしてないんですよ』と」

一同
「えーーー」

image[080312-09ao.jpeg]青山繁晴
「毒ギョーザと似てますね。それで実は中国はじゃあ、その、あいまいだけれども日本が拒否しないんだったら、それだったら胡錦濤さんが4月に来日をして、日中首脳会談で堂々とやりましょうってことを日本は言ってて*1、ところが福田さんはそれに対してまだ返事をできないでいる。それはどうしてかというと、その政府高官によると、さっきのこのキーワード、もう一回見ていただくと、要するに福田さんが『国民が恐い』と。つまり毒ギョーザ事件は未解決なまま、しかも東シナ海については日本の海に日本がまたお金を出して分け前だけをいただくなんてことは、世論が恐くてできないと。しかも今、支持率が3割を割りつつあって、もう国民が恐くて福田さんは身動きとれないんだ、それが真実の姿だ。だから胡錦濤さんの来日については4月じゃなくて、やっぱり5月にずれるか、あるいは7月のサミットまでずれるかもしれないってことを言ったわけですね。ただ、皆さん今日、僕の話を聞いてて、えー、国際社会の現場で日本ていうのはここまで情けないのか、ということを思われたと思いますが、しかし、さっきの僕のキーワードをもう一回思い出していただくと、『国民が恐い』ってことは、やっぱりこの国は中国と違って民主主義の国ですから、私たち国民の世論がどれほど大事で、どれほど最後にこの国を支えてるか。政治家もだめ、ねじれ国会も動かない、官僚もだめ、大使もだめ、でも国民の世論がこの国を支えてるっていうことが、むしろこの会議ではっきりわかったので、日銀総裁の人事についてもですね、あるいはこれからの日本の戦略についても、私たちの意見を、これ、今年の秋には総選挙あるかもしれないし、ズバッと言う国民になりたいと思います」

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