「アンカー」日中空中戦 国際戦略会議inカタール

2008.03.13 Thursday 01:00
くっくり



image[080312-04sakunen.jpeg]青山繁晴
「去年の3月頃のこの会議の主役というのはやはりこの、核開発をやるイラン、それから戦争が終わってないイラク、そのイランとイラクの代表がどういう話をするのかっていうのが、その、もう会議の主役で、イランとイラクの代表の動きにみんなの目が集まってたわけですね。えー、これ(VTR)、去年の模様なんですけど。今年はその主役が全く別な国に変わりました。ヤマヒロさん、どこだと思いますか?」

山本浩之
「えっ……」

青山繁晴
「今ちょっと、注目の……」

山本浩之
「インドとかね」

青山繁晴
「あ、あの、とてもいい線なんですが、これはあの、みんなの頭に浮かんだことじゃないかと思いますが、これ、中国なんですね」

山本浩之
「中国……」

青山繁晴
「で、中国が世界でいろんな動きしてるっていうのは、皆さんご存知だと思いますけど、この会議が東南アジアでやるならば、それは中国が主役になるでしょうけれども、中東の会議でこれほどまでに中国の存在感が大きくなるっていうのは、僕も正直予測をしてなかったですね。で、というのは、中国が実は日本のODAなんかも使いながら経済発展をして、今、巨額の投資を中東にしてるんですけれども、それに対する期待感と同時に、実は非常に強い警戒心とか反発も出ていて、だからまあ空中戦も起きるわけなんですね。で、その空中戦の1つの例を言いますと、えー、会議の壇上にですね、日本の中東駐在のある大使と、ちょっと名前はあえて伏せますけれども、それから、その、隣に中国がこの会議のために送ってきた特使と、その2人が並んでてですね、ほんとはこっち(中国の隣に)インドもいたんですけど、ま、主役はこの2人(日本と中国)でですね。えー、会場から質問を受けるシーンがあったんですね。で、会場から例の、皆さんご存知のこういうアラブの服着た、白いワンガン服(??聞きとれず)っていうんですけど、そういうのを着た湾岸諸国、中東諸国の代表の方が立ってですね、いろいろきれいな話してるけれども、要はいつ、どれぐらい投資してくれるんだってことをズバリ聞いたわけですね。で、まず日本の大使が答えたんですが、これ英語でですね、『いやいや、あー、いやいやそれは難しい質問ですね』と。『日本のビジネスマンというのは非常に慎重なので、ちょっと時間をもらえませんか。待ってもらえませんか』と言ったわけですね。これもう見事に会場が白けたです、ね」

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