「アンカー」横須賀基地ルポ(付:中国毒餃子)

2008.03.06 Thursday 02:40
くっくり


「え、今もちょうど調査に当たるんでしょうか、係員が今、『あたご』に乗り込んでいきましたね。たくさんの、おそらく調査に使うであろう機材を持って行く様子も今、見えました」

 入港してから2週間が経った今も、およそ300人の隊員は全員乗船したままだという。その姿は外から全く見られない。

 昼食のためだろうか、海上保安本部の職員がいったん下船した直後、ようやく隊員の姿を見ることができた。

image[080305-13sikan.jpeg] 船体の陰から少しだけ顔を出した士官と思われる人物。
 しかし取材の様子を遠目に見つけ、再び中へ。この日私たちが隊員の姿を目にしたのは、この時だけだった。

image[080305-14miti.jpeg]青山繁晴
「皆さん、僕は今、海上自衛隊の横須賀基地の中、歩いてるんですけれども、こうやって細い道なんですが、ここがたまたま細いんじゃなくて、この基地全体がこうやって細く海と山の間に挟まれて、へばりついてるような構造になってます」

image[080305-15minkan.jpeg]青山繁晴
「えー、そして橋のちょっと奥に見えるクリーム色の建物、あのあたりは実は民間の病院施設ですね。つまりもう基地の外です」

image[080305-16taisha.jpeg]青山繁晴
「自衛隊の施設っていうのは、あそこにあるクリーム色で上にえんじ色のラインが入ってる、あそこが隊員の隊舎です。で、その向こうに(隊舎の左下に)ちょっと緑色のネットが見えますけど、あれは横浜ベイスターズの2軍の練習場です。ということはつまり、普通の民間の町と、この海の間にわずかに挟まれたここにだけ、海上自衛隊の基地がへばりついてるように存在してるわけですね」


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