さよなら盧武鉉 どうなる李明博

2008.02.26 Tuesday 02:05
くっくり



 盧武鉉大統領にとって反日は、任期5年間で世論−国民との一体感を楽しむことができた数少ない幸せな瞬間であった。そして「日本相手に一歩も引かなかった愛国的指導者」として歴史に名を刻めたと思った。

飯研PukiWiki>飯嶋酋長御言葉

 最近見つけた盧武鉉まとめサイトです。
 これを見て行ったらわかりますが、盧武鉉さん、確かに2005年に「竹島の日」が制定される以前は、日本批判はほとんどしてないんですね。

 黒田勝弘さんも示唆されている通り、韓国の大統領が、就任当初はそれほどでなくてもやがて反日になっていく要素として、韓国メディアの存在(圧力)は外せません。

 実は盧武鉉さんは保守系の新聞とは、大統領になる前から険悪な状態でした(一例:朝鮮日報01/8/1)。
 大統領になった後もケンカばかりして、ついには「新聞法」なんてものまで成立させました(その後、違憲判決が出ました。櫻井よしこさんのブログ06/7/13付を参照)。

 だけどそんな盧武鉉さんも、こと反日に関してだけは保守系新聞と完全に意見が一致。大統領にとってだけでなく、韓国国民にとってもこれは大変不幸なことです。これではいつまで経っても韓国は「過去」から抜け出せません。


 さて、そこで新大統領の李明博さんです。
 黒田勝弘さんは、新たな対日関係を目指す李明博大統領にとって、最大の難関は韓国メディアであると断言されています。

 つまり、韓国では歴代政権ともマスコミ世論の反日に強く影響されてきた。あれだけマスコミとケンカし、マスコミ論調を無視した盧武鉉さんでさえ、反日ではマスコミに同調し便乗した(本人の弁では「せざるをえなくなった」?)。
 李明博大統領に対しても、マスコミは依然として「過去離れ」を拒否し、反日で手ぐすね引いている状態だそうです。

 ただ、明るい材料もあって、それは李明博大統領が盧武鉉さんとは違って、とりあえずマスコミと本質的な対立関係にはなく、大手紙からは支持を得ていることであると。

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