「ミヤネ屋」毒餃子問題を中国人はどう見てる?(「竹島の日」も)

2008.02.23 Saturday 01:55
くっくり


 中国政府はもちろん、日本政府もまさか「嵐が過ぎ去る」のを待ってやしませんか?

 新たな殺虫剤の検出が相次ぎ、しかもそれが天洋食品ばかりではなく、別の工場の製品からも検出されているわけで、私たち日本国民の中国製食品全体への不安は広がるばかりです。
 もうここまで来たら、中国製食品の一時輸入停止とか、思い切った措置を取った方がいいんじゃないでしょうか。

 もちろん、今の日本は中国製食品がなければやっていけない、それはわかります。
 一時輸入停止にしたら、日本国内で中国製食品を扱ってる企業は大変困るでしょうし、消費者もそれなりに困るでしょう。でも、長期的に見てほしい。何しろ日本人の「食の安全」がかかっているのです。

 これから先の「安全」を得るためには、一連の事件を絶対に解明しなければなりません。でないと有効な対抗策も打ち出せません(対抗策があるのかどうかは別にして)。
 解明するには中国側の協力が必要不可欠です。中国側から真摯な対応を引き出すためには、思い切った措置を取ることもやむを得ないんじゃないでしょうか。

 と同時に、せっかくのチャンス(?)なんですから、政府も政治家もマスコミも、食料自給率を高めるための議論をどんどんすべきでしょう。あと「食品テロ」にどう取り組んでいくのかも。
 が、報道を見てる限り、今のところ皆、「議論しなきゃね」「取り組んでいなかきゃね」と言ってるだけで、なかなか踏み込めてないように思えます。


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