「ミヤネ屋」毒餃子問題を中国人はどう見てる?(「竹島の日」も)

2008.02.23 Saturday 01:55
くっくり



image[080221-06kankyu.jpeg]【環球時報(2月1日付)】
 中国産毒餃子事件は今、日本で一番話題になっている。その強烈な反応には想像を絶する。きのうの夜9時のニュースでは45分間報道し続け、その他のテレビ局及びマスコミも同じく、まるで「毒餃子事件」以外には全てニュースにならないほど大いに取り上げている。政府は緊急会議を開き中国側に正式に抗議している。
 今回の「中国産毒餃子事件」は事実上それほど深刻な状態ではない。5歳の子供(現在は既に回復している)以外は全て軽い症状である。*1
 今回問題になった餃子の生産工場は専門的に日本市場に提供するメーカーである。一般的に考えれば、日本の輸入部門及び日本政府は厳しい安全検査を行っているはずである。現在問題が起きてその責任を全部中国側に押し付け、またさらに今回の事件をもって中国を批判するのは不公平である。

*1 環球時報(2月1日付)はこう書くが、被害に遭った千葉県市川市の家族5人のうち、4人が退院したのは2月15日、5歳の女児が退院したのは2月16日である(時事通信2/18)。

 ――と、現地の新聞は不快感を込めて報道。
 その後、日本とは対照的に各新聞で事件そのものが取り上げられることは少なくなっていく。

image[080221-07cctv1.jpeg]【中国・CCTV】
女性アナウンサー
「ただいま河北でギョーザ中毒事件を調査中の日本調査団は、河北にある天洋食品の工場の実地視察を行ったあと、工場の中はきれいで模範的な管理で何の異常もなかったと発表しました」

image[080221-08cctv2.jpeg]中国人女性記者
「製造室に入る前に全員ここで着替えをしなければなりません。髪の一本も見えないようにと厳しく検査されます。しかも帽子、マスク、手袋までもしなければならない」

 そして先週金曜日、農薬入り冷凍ギョーザを製造した天洋食品が国の内外の報道陣に工場内部を公開した。

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