「アンカー」超党派訪韓団の狙い&小泉元首相動く?(付:中国毒餃子)
2008.02.14 Thursday 02:39
くっくり
image[080213-11fukudasouri2.jpeg]村西利恵
「『小泉待ち』ですか」
山本浩之
「来ますね〜(笑)」
青山繁晴
「外人の投資家にとって、実は福田さんの後にたとえば前原さんとかですね、中川昭一とかじゃなくて、やっぱりこの人が出てくると。それは構造改革とかそういう難しい話もあるけど、それだけじゃなくてとにかく変化に強い、変化の先読みができる。変化の時に室井さんが言ってる通り、福田さんのように変化を待って物事が変わってからようやく自分が出ていくんじゃなくて、小泉さんのように変化をつかんでいく人間、それが出てくるのを待って、そこで今までどんどんどんどん売ってたやつを、そこで安くしといたやつをドワーッと買っていこうと。で、つり上げて行こうというのがその、国際マーケットで、小泉さんは案外そういうことがよくわかる人だから、要は9月に解散総選挙、福田さんはやらざるをえない。で、衆参のねじれからすると、その後に再編が起きざるをえない。必ず起きる。で、その時に三つに分かれていきそうだから、そうすると連立の時代が続くんだから、その連立の時代の総理が必要で、ひょっとしたら自分かもしれないってことを感じ取っているようだと、その福田さんの側近は言うわけです。そしてもう一つあってですね、小泉さんがどうして強いかというとね、権力に興味がない極めて珍しい政治家で、権力にはほとんど興味はないのに権力ゲームは大好きなんです(一同笑)。つまりこれは博徒、ギャンブラーと同じで、賭けるのは好きだけど賭けた結果のカネには興味ない。これに勝てる人は政治家では、政治家は欲のかたまりだから、欲ボケの人が多いから、これに勝てる人はなかなかいない。だから小泉さんはもう明日喜んで飛行機に乗って宮古島に行くわけですが、これは面白いゲームが始まりそうだという予感、変化をキャッチしてるから、宮古島に乗り込んでそこから内政に向かって声を出すと。そしてね、最後にもう一つ申しておきたいのはですね、そうやってその、政界再編含みで山崎拓さんが対立点を作ろうとしてたりするっていうのは、私たち国民にとって重大な関心事ですね。重大な事ですね。で、しかもそれをたとえば山崎拓さんがアジア重視を打ち出すというのは、これちょっと厳しい言い方をすると、その、アジアの言うことは聞けと。たとえば中国とか韓国とか北朝鮮の主張はその、よく聞きましょうという考え方でもありますね。それをよく言えば穏健派になるわけだけど。で、小泉さんはたとえば靖国神社についても中国に厳しかったですね。で、その時に私たちがよく考えなきゃいけないのは、この、今の毒ギョーザ事件、胡錦濤国家主席が来るから必ず中国はこれ、解決図っていくでしょうが、中国の問題、もう一個あってですね、これは実はその、ちょっと私事で申し訳ないんですけど、小泉さんは明日宮古島ですが、私は明日からアジアに出張に行くんですけど、この目的の一つはですね、鳥インフルエンザの様子を見てきたいと。で、この、中国ではすでに鳥インフルエンザがその、人に感染して17人の方が亡くなってる。それからたとえば僕が明日行く中に含まれてるタイでも17人の方にやっぱり人にうつって亡くなってる。だけど中国が決定的に問題なのはですね、去年の年末にその、鳥から人じゃなくて鳥から人、そして人から人へうつって亡くなってる、その情報開示が十分じゃない。で、そういうことを考えるとですね、この毒入りギョーザ事件というのは単にギョーザを食べた人の問題だけじゃなくて、この、アジアがこうすごく変化していこうとする中で、中国が情報をちゃんと出さない。だから日本にとって中国がどう変わるのかがよくわからないでいる。で、その時に私たちは9月の解散総選挙、それから政界再編の後に、どういう外交政策を国民として選ぶのかっていうのは、この今日のお話から感じ取っていただきたいんです」
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