「アンカー」中国毒入り餃子 容疑者拘束!?(付:ワイスク)
2008.02.07 Thursday 03:34
くっくり
「ここに今、実物があるんですけれども」(ギョーザのパックを出す)
image[080206-17gyoza.jpeg]青山繁晴
「これ実物なんですが、あの、このようにギョーザがですね、ギョーザとしてできあがって、で、ギョーザがたくさん運ばれてきますね、ベルトコンベヤーで。で、それをまず手でならしながらトレーに入れる、トレーに入れたらこの後パックに入れる、パックに入れたら、その、パックのここ(口の部分)を密封する、そして段ボールに持っていく。この間の工程で入れられたことがほぼ間違いないと、この幹部は言うんです。それ、どうしてかというと、一つはつまりこの農薬はですね、この袋の外や、あるいはこのギョーザの皮の部分に主に付いてて、具の部分は皮から染みたと思われると。袋の外とこの中と両方付くっていうのは、その工程以外にありえないということを彼は言ってるわけです。そしてこの件についてね、二つ皆さんにわかっていただきたいのは、その背景になってる重大な問題。一つは今言った通り、これ農民工って言うんですけどね、農民に工業の工って書きます。農民工っていう人は、つまり農村から仕事にあぶれて都市にやってきて、工場で働いてる人たち。それは女性も最近大変多いんですけれども、だいたい、たとえばこの天洋食品でも年収が18万円程度。年に18万円。ところがこの天洋食品だけじゃなくて、中国のこういう大きな工場の経営者や幹部は4000万円から7000万円ぐらいの年収を得てる。その激しい格差の上に突然解雇されたりするから、その不満がまず一つ。それからもう一つはそういう今の農民工たちの世代というのは、中国政府によって、あるいは共産党によって最も激しい反日教育を施された人たちであって、そうやって育ってきたのに、皆さん思い出して下さい、2005年の4月にあの反日暴動があった時に、こういう農民工が、つまり中国共産党のコントロールも超えて、日系の企業の看板なんかに石を投げて、それで中国共産党あるいは政府は非常に困ってですね、その後、反日を抑圧したんです。だから会社とか、その、社会に対する怒り、政府に対する怒りと、反日を抑えられたと。両方が合わさって日本に向けた商品に対して、たとえばその、今回、新たに発見されたジクロルボスでいうと去年の6月ですよね。で、メタミドホスでいうと去年の10月ですよね。だから数人というのも、その中で話し合いもして、農薬もいわば分け合って、この、犯行をくり返したらしいということですから。この情報のもう一つ重大な点は、ということは、メタミドホスとかジクロルボス以外にも、中国の農家にはたくさんの農薬がありますから、何かが入れられてる可能性もあって、それがまだオモテに、私たちにはわかってない恐れがあるということですね。そして、この局長級幹部はこの今日の午前の電話で、もう一つ重大なことを言ったんです」
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