「アンカー」米大統領選(付:衆参両院議長斡旋・中国毒餃子)
2008.01.31 Thursday 02:31
くっくり
「そうですね。日程をご覧いただきましょう。今年に入って1月3日からアイオワ州から予備選がスタートしています。で、来週には注目されています、2月5日はスーパーチューズデー。ニューヨーク、カリフォルニアなど22の州でいっせいに予備選・党員集会が行われ、この予備選というのは6月まで各州で続くんですね。で、それぞれの党の候補が一本化されるのが8月の終わりから9月の頭にかけて。それがあってようやく11月4日に本選挙という長い道のりですね」
青山繁晴
「はい。これ、あの、長い道のりで、でもこういう図っていうのは皆さん、今まではよく見てきたと思うんですけどね、これをもっとざっくりわかりやすく言うとですね、要はこの1月の最初からね、この夏まで、この表でいうと、ここまで(9月1日まで)全部がね、実は大統領選挙じゃないんですよね。大統領選挙と言ってるけど、本当はそれぞれの政党の候補を決めるだけ。こんなに時間がかかる。ということは、どういうことかというとですね、この予備選党員集会って、この字だけじゃ難しいですけどね、要は党の、その党がどの人を候補にするのか選ぶのに、2種類あるわけです。本当に投票するのと、みんなが集まる、これ、あってですね。この、みんなが集まる党員集会を例にするとですよ、たとえばさっき言った、安倍さんが突然辞めて福田さんが選ばれた時に、自民党総裁選挙ってやったじゃないですか。僕らからはるか遠いところで。それを全国民でやるわけですよ。だからたとえばこの大阪でいうと、大阪の一番大きなホテルの宴会場に誰が来てもいい。自民党員だけじゃなくて、その、民主党を応援する人でも、あるいは僕らのような無党派でも、誰でもいいからその大阪のホテルの大きな宴会場にやってきて、やってきたら、『はい、福田さん好きな人』『はい、安倍さんにもう一回やってほしい人』『はい、麻生さんにやってほしい人』、その陣地っていうのを作っといて、みんなでそこにわーっと集まってですね、その陣地に入ってからわーっとこう怒鳴り合いで議論するんです。実際にやってんですから。そうやって怒鳴り合いの議論をして、やってるうちに、『やっぱり安倍の再登板なんかだめだろうと』、ね、『やっぱり麻生さんがいいだろう』とか、そういうふうにね、『いやいや、福田さんの落ち着きがいい』とかなって、だんだん陣地が変わっていって、『はい、ここでいったん数を数えましょう』『やっぱりまだ差が少ないからもっとやりましょう』というのを詰めていって、最後に大阪はたとえば福田なら福田、麻生なら麻生って決めてくやり方を、これ、ずーっとやるということなんです」
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