なぜ大阪府民は橋下徹氏を選んだか
2008.01.28 Monday 02:21
くっくり
日経新聞1/24付によれば、橋下さんは演説会などで対抗馬批判はするものの、その種の批判チラシは配らなかったようです。
そういやネットもすごかったですね。「橋下を落とそう」ってブログをたくさん見ました。私の見たところ、大阪在住でない方々ばかり。海外在住の方のブログもありました。
逆に熊谷さんを落とそうっていうブログは一度も見かけませんでした。
公職選挙法とかいろいろあるし、私は自重してましたが、これでもし熊谷さんが当選してたら、「私も熊谷落とそう運動でもやれば良かった……」と後悔していたかも(^_^;
まぁでも実際のところ、ネットの影響力なんて微々たるもんなんですけどね。はっきり言って。
話戻して\(^^\) (/^^)/
当選は微妙だと思ってたのに、蓋を開けてみたら、何とダブルスコアで橋下さんが圧勝。
なぜ大阪府民は熊谷さんでなく橋下さんを選んだのか?
これまで書いたことやマスコミの論評とも少しだぶりますが、私は以下のような理由が考えられると思います。
・有力候補の中で、橋下さんが一番「無党派」っぽかった。
橋下さんは自民党府連が推薦し公明党府本部が支持しましたが、ご本人は政党色を極力抑えて選挙戦を戦いました。演説にもタレント仲間など有名人はほとんど呼びませんでした。東国原宮崎県知事ぐらいでしょうか。
他に「行列のできる法律相談所」で共演していた自民党の丸山和也参院議員が駆けつけましたが、これは丸山議員が手弁当で勝手に来たものです。
・逆に熊谷陣営は、各党の幹部を次々と呼びました(西郷輝彦や藤田まことなどタレントも呼んだ)。民主党の小沢代表、鳩山幹事長、田中康夫、社民党の辻元清美などなど。
夫が言うには――、熊谷さんの演説ではいつもこういう連中が横にいる。だから、熊谷さんが何を言っても「小沢や鳩山に言わされてるんやろな」「熊谷本人の言葉やないな」と思えてしまう。逆に言えば、「民主党も熊谷じゃなくて、票が取れそうな人なら誰でも良かったんやろな」と。
夫は他にも「小沢が新テロ特措法の採決を欠席して大阪府知事選の応援に来たことに象徴されるように、大阪に国政を持ち込んでるというのが一番バレバレなのが民主党だった」とも言ってます。
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