なぜ大阪府民は橋下徹氏を選んだか

2008.01.28 Monday 02:21
くっくり


 が、やっぱり梅田さんの、あの胸元に燦然と輝く「憲法9条バッジ」がどうにもねぇ……(「9」の形の金色のバッジ)。
 「無防備地域宣言」とかやりかねないですよ。つーか、すでにこの人、この運動に噛んでるし。さらにこの人の場合、前にも言ったけど、「サヨク運動家」と言ってもいい経歴ですから。

 というわけで、もう私としては「橋下さんが一番マシ」ってことで、彼しか選択肢がなくなったわけです。


 熊谷さんは敗戦の弁の中で、「橋下氏に負けたのは知名度の差が原因」としきりに言っていましたが、それだけでは決してなかったと私は思います。

 橋下さんは確かに知名度は高いです。タレント候補ではあります。全国の方々からすれば、「また大阪はタレントを当選させやがって」と思われるかもしれません。
 が、タレント候補というだけで当選するのであれば、4年前の府知事選に出馬したエモヤンこと江本孟紀さんも当選できたんじゃないでしょうか。

 橋下さんがこれまでのタレント候補と違うのは、人から見て好き嫌いが非常にはっきり分かれていたってことだと思います。
 横山ノック元知事などとは違い、橋下さんは思想信条をかなりはっきりとした形でこれまで示してきました。この言葉はあまり好きじゃないけど、世間的にはかなり「右寄り」と見られてます。私は彼の発言には共感することが多かったけれど、そうでない人も大勢いるでしょう。

 また、テレビに出ていた時の軽いノリ。そして、38歳という若すぎる年齢。これらはどちらかと言えば、マイナス要素でしょう。特に彼より上の世代から見れば。

 あと、事前に複数のメディアが「橋下がわずかにリード」と報道したことがあって、これがどう作用するか?というのもありました。

 だから私は正直なところ、橋下さんの当選は微妙だと思ってたんです。


 その報道が出た前か後か、正確なことは覚えてませんが、熊谷陣営が橋下さんをこき下ろした新聞折込チラシ(名前は出してませんがすぐにわかる。こちらに画像置いてます)を配りました。
 熊谷陣営のチラシ、当初は普通の内容だったんですけどね。人の悪口なんか書いてなかった。

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