なぜ大阪府民は橋下徹氏を選んだか

2008.01.28 Monday 02:21
くっくり


38歳の橋下氏が当選、現職で全国最年少 大阪府知事選(朝日新聞1/28)
 大阪府知事選は27日投開票され、自民党府連推薦、公明党府本部支持のタレントで弁護士の橋下徹氏(38)が、民主、社民、国民新の3党推薦の元大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(63)、共産党推薦、新社会党支持の弁護士の梅田章二氏(57)らを破り、初当選した。38歳での知事就任は昨年12月に高知県知事に就任した尾●(●は山へんに竒)正直氏(40)を抜いて現職では全国最年少。33年ぶりに国政の与野党第1党の対決構図となった選挙戦は橋下氏が知名度の高さに加え、自民、公明両党の支援に支えられ、昨年の参院選と大阪市長選で勝利した民主党の攻勢を抑えた。投票率は48.95%で過去最低の前回40.49%を8.46ポイント上回った。
(以下略)

 私は今、ほっとしています。
 正直、「熊谷さんだけは勘弁して!」と思ってましたから。


 1月7日のことです。「ムーブ!」に橋下さん、梅田さん、熊谷さんが生出演し討論したのですが、熊谷さんのぞんざいな喋り方には驚きました。
 せめて「です、ます」で喋れないの?と。府知事として以前に、まず社会人としてどうなの?と。
 それに橋下さんの揚げ足とりばかりして、告示前からネガティブキャンペーンですか?と。

 まぁとにかく、私はその時点で早くも引いてしまったわけです。もう、政策とかバックにいる政党や団体とか、そういうもの以前の問題。

 その後、昨年秋の大阪市長選の時と同様、解放同盟が民主党推薦の熊谷さんを応援していることや(解放同盟新聞1月7日・14日合併号参照。こちらに画像置いてます)、熊谷さんが人権擁護条例を作るべきと明言していることを知り(実は1月7日の「ムーブ!」で言ってた。後で気づいた)、もう選択肢としては完全に消えました。

 いちおう熊谷さんのマニフェストも少し見ましたが、「4年間で府民所得平均50万円アップ」にはコケました。非現実的すぎる。

 どうやってそれを実現するのかというと、熊谷さんは「成長率を関東や東海レベルに上げれば十分に可能である」と。

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