「ムーブ!」外国人選挙権は与党分裂の火種

2008.01.26 Saturday 01:30
くっくり


堀江政生
「外国人に参政権を与えるべきなのではないかという法案が、今国会に提出されようとしているんですが、これをめぐりまして、与党が分裂するのではないかとも思われています。争点になっている、この永住外国人地方参政権付与法案と。これ何なのかというのを見ていきましょう」

image[080125-02sanseiken.jpeg]関根友実
「はい。この法案はですね、日本に永住が認められた20歳以上の外国人に対し与えられる法律ということで、えー、申請をすれば地方自治体の首長選や議員選の投票を認めるというものなんですね。しかしながら、被選挙権と国政選挙は含まれないということなんです」

堀江政生
「この法案なんですが、そもそも1980年代に在日本大韓民国民団を中心に、地方選挙を求める運動というのが広がっていきました」

image[080125-03teishutu.jpeg]関根友実
「はい。1998年以降、国会にですね、委員会提出回数を含んで公明党は27回、民主党は15回、共産党は11回、公明党が一番熱心なんですけども、提出されているんですね。しかし廃案をくり返しまして、現在は継続審議中だということなんです」

堀江政生
「ま、山本さん。これについてはいろいろ賛否があるわけなんですが」

image[080125-yamamoto.jpeg]山本穣司
「そうですね。あの、ちょうどね、その1998年、これは実は、この法案と同時に在外邦人の、えー、国政参政権を求める、その、法案をいっしょに審議して、当時私、衆議院の公職選挙法特別委員会に所属してまして、議論をしたんですけどね。あのー、結果的には、その在外邦人の方は成立したんですけど、これはずーっと持ち越し、持ち越しになって。これはそれぞれね、やっぱり党内事情を抱えてましてね、ま、自民党の保守派は強硬に反対をしてましたし、あのー、民主党のわりと、そのー、保守派とは逆の方が同じような歩調で、歩調をとってたと。反対してたと。それはなぜかって言うと、あの、北朝鮮の関係の、あの、総連系の皆さんはやはりその、この問題は反対だった。自分たちのアイデンティティを損なう恐れがあると。従ってなかなかまとまらなかった。民主党でもまとまらなかったし、自民党内もまとまらなかった」

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