「アンカー」国会周辺案内&消費税解散!?

2008.01.24 Thursday 02:37
くっくり


「各省庁縦割りになっている消費者行政を統一的、一元的に推進するための強い権限を持つ新組織を発足させます。併せて消費者行政担当大臣を常設します」

青山繁晴
「案外思い切ったいい話じゃないかと思ってる人もいると思うんですが、こういう消費者に顔を向けたようないいことをやるってことは、実は裏を返すと、消費税を上げるということです。〈VTR中略〉えー、福田首相はこれまで、安倍さんや小泉さんと違って、消費税を上げたいなーということは匂わせてきましたけど、大事なことは、それをあえて争点にして、衆議院の解散総選挙に打って出るということです」

【洞爺湖サミットの後 秋に解散総選挙へ】

青山繁晴
「秋に解散する時に大義名分がないじゃないかという相談を、実はこの施政方針演説を作りながら福田総理とも話をしてたと。そしたら福田さんがそこで、消費税の引き上げということをあえて争点にしようということを決心した。これは今、年金みんな関心強い。今は年金の記録が消えてしまった問題が争点、いや、一番大きな問題になってるけれども、ほんとにもっと大事なことは、やがて高齢者が増えていくから、財源がなくなって年金が支給できなくなるってことが問題になると。〈VTR中略〉消費者のための新しい組織を作る、消費大臣を作るっていうことの、いわば引き換えに、その保障のように、保障措置のように、一つは消費税を引き上げることを国民にはっきり言い、そのはっきり言ったことをテコにして、あえて解散総選挙をやるということが、実は隠されていると。で、政府高官が僕に言ったのはですね、それなのにどこのメディアも、新聞もテレビも気がついてくれなかった。しかし気がついた人たちはいた。それは政治家であると。特に勘のいい政治家である」

【勘がいい政治家は早くも動いた!】

image[080123-20koga.jpeg]青山繁晴
「福田さんがあの施政方針演説をやって、その隠し球をむしろまっすぐ受け止めた人、このまっすぐというイメージから普段は遠いんだけど、実はそれは古賀誠さんであったそうです。えー、複数の自民党幹部の証言によると。古賀誠さんは選対委員長として選挙を全部取り仕切ってますね。あの施政方針演説で福田さんが消費大臣まで置くって言ってしまったんで、ああ、これは今年秋の消費解散だってことを古賀さんは見抜いて、直ちに、まず野田聖子さんと佐藤ゆかりさんの争いにいきなり、古賀誠さん自ら手を入れて、決着を付けて(岐阜1区で野田聖子議員の公認を内定)、しかもこれを変えさせないために、古賀誠さんが自分で、あれほどマスコミ嫌いの人が自分で記者団にしゃべってしまったから、それを後から聞かされた佐藤ゆかりさんなんか、『聞いてない、聞いてない、コメントしようがない』、こっそり聞いてた野田聖子さんは顔は笑ってるけど、『私も聞いてません』と言った。本当は古賀さんが自らマスコミに話してしまうことによって、これ決めて、決め打ちしてしまった。〈VTR中略〉今日は皆さんと国会議事堂から始まって首相官邸、公邸、そして霞が関、回りましたね。そうすると、画面からも肌触り、手触りっていうのが伝わってきたと思うんです。それを今日やりたかったのも、実はこの秋に消費税の引き上げ、あるいは年金の将来っていう大事なことを争点にした総選挙がほんとに迫ってきたっていうのが、よくわかってきたからです。そうすると、この秋までの間に皆さん本当に、今日の現場を皆さん自身でも歩いてもらって、そして私たちの選択を秋に政治家に突きつけましょう」

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