「ムーブ!」反捕鯨活動過熱で日豪関係緊迫

2008.01.19 Saturday 02:13
くっくり



 そもそもオーストラリア人が「鯨は神聖」だとか言い出したのって、わりと最近の話なんですよ。
 オーストラリアは国際捕鯨取締条約(鯨類資源が減少しない程度に捕獲枠を規制することによって捕鯨産業を適正に管理することにある)に署名した際、捕鯨国だったのです。その後、1970年代に捕鯨産業がなくなってから、その立場を反捕鯨へと変更したのです(日本捕鯨協会>プレスリリース1/7付を参照)。

 日本の捕鯨は、国際捕鯨取締条約や国際捕鯨委員会(IWC)の決定に従って行われています。何ら違法なことはしていませんし、ましてや野蛮などと言われる筋合いはありません。
 自国の産業や価値観が変化したからといって、それを他国にも押し付けようとするなんて、それこそ野蛮な行為ではないでしょうか。


 そういや、あの拘束されたオーストラリア人とイギリス人、第二勇新丸ではずいぶん好待遇を受けてたみたいですね。
 以下のサイトに2人に出された食事の献立が載せられてます。

(財)日本鯨類研究所>目視採集船第2勇新丸で保護されている不法侵入者2名に関する追加情報

 私よりいいもの食べてますやん。天ぷらなんて私、もう1年ぐらい食べてませんって(T^T)

 ベーコン、海老、イカは食べなかったってことは、この2人は捕鯨反対派という前に、まずベジタリアン?
 あ、でもキスは食べてるから、ペスコ・ベジタリアン(Pesco Vegetarian=肉類、卵、乳製品は食べないが、魚介類は食べる人。魚菜食主義者)ですかね?
 いや、違う。牛乳も飲んでるし、卵も食べてますよね。
 ……いったい何やねん、こいつらは!(-.-#)

 それにしても、拘束されてもこんな好待遇だってわかれば、テロリストたちは今後、むしろ我先にと日本船に侵入しようとするんじゃないですか?
 突っ込んでいって船に乗り移って、すぐに確保されても、その後はお茶を飲みつつ、食事をしつつ、ベッドで眠りつつ、シャワーを浴びつつ、事が大きくなるのを待つだけですからね。
 「次は俺が行く!天ぷら食いてぇ!」「いや俺だ!俺も食いてぇ!」てな感じで、今からすでに誰が行くか揉めたりして(^_^;

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