「ムーブ!」反捕鯨活動過熱で日豪関係緊迫

2008.01.19 Saturday 02:13
くっくり


image[080118-18houtei.jpeg]関根友実
「さらにラッド首相は8日、税関の船を捕鯨監視のため南極海に派遣しました。この派遣なんですが、撮影した映像を使って、日本を国際法廷に提訴できるかを検討するということなんです。さらに国内のテレビもですね、もりを打ち込まれてもがくクジラの刺激的な映像を使い報道することで、“反捕鯨”を盛り上げているということなんですね」

堀江政生
「えー、財部さん。首相が代わったということで、ここまで、こう、反捕鯨という立場に立てるわけですね」

財部誠一
「まあ冷静に考えれば、ほんとにオーストラリアの、その、まあいわば国内政治にね、見事に利用されてるっていう感じですね、日本の捕鯨がね。ただ、まあ、あの、若一さんもおっしゃってたんですけども、これはね、やっぱり外交感覚っていうかね、その、捕鯨がまあ賛成、反対はまあ多岐あって、まあ置いといてもですよ、その、オーストラリアにとって、その、鯨っていうのはやっぱり、神聖なね、特別な存在であるってことは事実で、で、こういう、その、政治的な思惑を切り離しても、オーストラリアの人たちは鯨に対して、それぞれの思いを持ってるわけですよ。そのオーストラリアの近くにまでわざわざ行って、調査捕鯨をするっていうね、そこらへんの、その感覚っていうか、センスの悪さっていうのは僕はやっぱり、反省しなきゃいけない点もあるだろうとは思いますけどね」

若一光司
「それとね、もう一つ大きな枠組みで行きますとね、日本とオーストラリアの間でね、自由貿易協定がですね、どんどんどんどん、これ、進んでるわけですね。ま、前政権、自由党政権がそれ、進めたんですけども、労働党のラッド首相なんかは、むしろそれに対して批判的な立場なんですよ。そういう意味では、そういう日本とですね、オーストラリアの間のですね、そういう自由貿易協定に対して、一定のね、ま、抑制をかける、そういう目的もどっかであるような気がします」

吉永みち子
「ただ、こういうのね、あの、政治、政権が代わるということによって、あの、今までと対応が変わってくるというような状況の時にね、あの、それがどれだけね、あの、きちっと、その、調査捕鯨を、じゃあこれから先はどういう立場でどういうふうにやっていくのかっていうような。今までと同じように出て行ったら、こういうことになるからね(笑)。やっぱりそういうようなことが、きちんと情報として共有できたのかどうかっていう、これやっぱりね、外交センスの問題だと思うんですけどね」

[7] << [9] >>
comments (58)
trackbacks (0)


<< 「アンカー」首相引っ越しと防衛汚職(付:シー・シェパード)
「これでも朝日新聞を読みますか?」 >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]