「ムーブ!」反捕鯨活動過熱で日豪関係緊迫

2008.01.19 Saturday 02:13
くっくり



image[080118-15hanketu.jpeg]堀江政生
「そうですね。ま、友好関係でありました日本とオーストラリアなんですけれども、こんなことになってしまったのは、そもそもですね、南極なんですが、これはあの、(日本は)どこの国にも領土権はないという立場に立っています。これ、世界的に見ても南極条約でそうなっているわけなんですが、しかしオーストラリアは、一部領土権がオーストラリアにあるんだというふうにしていまして、自国の法律で“クジラ保護区”というのを定めています。そんな中、今月15日にオーストラリア連邦裁判所で、異例の判決が出ました。日本の捕鯨会社がオーストラリアのクジラ保護区を定めた法律に違反しているとして、操業停止命令を裁判長が出してしまったんです。なぜこんな判決が出たんでしょうか」

image[080118-16koutai.jpeg]関根友実
「はい。去年の11月まで首相だった自由党のハワード前首相なんですが、国内法を日本企業にも適用すれば日豪関係を損なってしまうとして、日本の調査捕鯨を容認する立場にありました。しかし先月、去年12月、政権交代が行われまして、労働党のラッド首相が就任しました。するとラッド首相は、労働党は環境問題を重視するとし、ハワード氏の調査捕鯨容認の見解を公式撤回しました。さらに動物愛護団体側を支援すると表明し――」

image[080118-17peter.jpeg]関根友実
「環境大臣はこの人なんです。ピーター・ギャレット氏、54才。元ロック歌手なんですね。環境保護団体『グリーン・ピース』の理事を務めていた人物だということなんです」


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