「アンカー」首相引っ越しと防衛汚職(付:シー・シェパード)

2008.01.17 Thursday 02:38
くっくり



 そこで今日の“ニュースDEズバリ”は、そんなお引っ越しをすませたばかりの福田総理に、青山繁晴から引越祝い代わりの厳しい一言。

 まだ明らかになっていない福田政権を襲う新たな危機を、ズバリ解説します。

 …………………………VTR終了…………………………

山本浩之
「ということで、室井さん、住み心地悪いんですかね。寒いとかって言ってましたね」

室井佑月
「広いからかなー」

山本浩之
「広い言ったってあなた、全館空調でしょう?帰ってストーブに火ぃ着けるとか、そんなことないでしょう」

室井佑月
「意外とね、狭い部屋でね、家族で固まってると温かい感じがするしさ……」

山本浩之
「……わかった、だから、自分が誰かわからない福田首相でしょ、キーワードが。今日の。だからたぶん自分が公邸に入っちゃいけないと思ってたんですよ、今まで(一同笑)」

室井佑月
「それか、とうとうあれかな、あの、体温調節とかできなくなった(一同笑)」

山本浩之
「そういう問題じゃたぶんないと思うんですけど(笑)……よろしくお願いします」

青山繁晴
「はい。あの、いろんな解釈出て感心して聞いてましたけど、あの、今日やっぱり、まずね、皆さんに話したいのは明日1・17のことであって、さっき番組でもやった通り(注:このコーナー直前に震災特集があった)、明日、阪神淡路大震災の日です。で、あの、私事で恐縮ながら僕も神戸生まれで、あの阪神淡路大震災で僕の生まれた家は全部焼けて、門柱らしき物が残っただけになりました。で、あの時、皆さん思い出して下さい。特にこの関西で体験された方は、あの時、村山政権でしたが、首相官邸が危機管理がちゃんとできなくて、対処ができなくて、だから瓦礫の下に生きたまま下積みになってた人が、助けられるのが遅れていっぱい亡くなったじゃないですか(少し涙ぐむ)。その時に首相官邸からのね、危機のコントロールがどれほど大事か。あの時に自衛隊をすぐ出すことができたら、それ起きなかったってことを思い出していただくとね、今日申さなきゃいけないのは、一昨日福田さんが引っ越す時にですよ、『これから、明後日から通常国会始まる時に答弁の準備とかいろいろあるから、近い方が便利だからね』というニュアンスで入られましたが、そんな話じゃないでしょう。首相官邸にどうして総理大臣が行かなきゃいけないかというと、その、震災が起きたり、あるいは北朝鮮がミサイルを撃ったり、あるいは今、鳥インフルエンザだけどそれが人間のインフルエンザになったり、そういう危機の時にすばやく総理大臣がリーダーシップをとって対処するために公邸に行くんですから、便利とかそんな話じゃないわけですね。で、しかもね、今、実はあの9・11同時多発テロがあった後は、その、課長以上の官僚の中で危機にちょっとでも関係のある人は、危機管理宿舎っていうことで、東京に自宅ある人もそういう所に泊まり込んでるんですよ。すると日本の危機管理はね、またたとえば東京で大震災が起きたりですよ、あるいは東南海地震が起きた時には、総理大臣は指揮を執らなくて役人が執るんですか?そういうことから、このね、引っ越しのことはもう一回見直さなきゃいけないと思うんですよ。福田首相が誰だかわかってないというのは、自分が国民と国家の危機の時に命を懸けてね、真っ先に懸けてやらないといけない、そういう人間なんだってこと、わかってないんじゃないですか?と。で、僕たちも、国民もね、総理に対してそういう目で見るのがちょっと弱いんじゃないですか?引っ越しが何かおもしろい話みたいになるのはおかしいんじゃないですか?ということをね、みんなといっしょにちょっと考えたいんです。はい。その材料としてまず、公邸がどんな場所かってことを見たいと思います」

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